脆い上昇が終わり・・・

週末イベントを控えて利益確定売り先行か

5日の日経平均株価は、
前日比106円47銭安の15,669円33銭で引けました。

6日連続株価上昇していたことで、
本日は利益確定売りに押されました。



英国のEU離脱問題への懸念は徐々に柔らいでいますが、

さすがにこれといった材料がない中で、
もう一段の株価上昇は難しいと考えます。

また、今週末に日米の重要指標の発表を控えて、
様子見ムードも漂っており、

積極的な買いは入れにくいでしょう。

目先は短期的な上昇は終了し、
利益確定売りに押される可能性もあるでしょう。


以上から、本日と同様に6日の日経平均株価は
「下落して引ける可能性がある」と判断しました。



なお、英国のEU離脱問題について、
一見この騒動が落ち着いたと見えるものの
今後も相場の波乱要因となる可能性は十分にあります。

また、プラスの株価材料も見当たらず、
低調な東証1部売買代金を記録した中での

直近の上昇は極めて脆く、仮に悪材料が出た場合には、
再度株価が急落するリスクも孕んでいます。

6連騰したといえ、安易にリスクオンするのは
リスクが高いと言えそうです。

当面は、慎重な投資スタンスで臨む必要があると考えます。