[6月30日版]【大幅高となる】日本株大幅高、この上昇はホンモノ？

【日本株大幅高、この上昇はホンモノ？】

6月29日の日経平均は大幅高という展開となり、１日を終えました。東証一部の業種別で見ると、全33業種中値上がりしたのは30業種。下落した業種は残りの3業種にとどまりました。また、日経平均は前日比243円69銭高となりました。

6月29日の日本株市場は、前日に引き続き、急落直後の買い戻しが目立つ展開となりました。ここ３日間の続伸により、EU離脱直後の暴落から、ちょうど半値戻しという形になったと言えるでしょう。

気になるのは、ここから先の相場です。一定量の買い戻しが入ったこともあり、今後は横ばいの値動きが続く可能性があると考えられます。大きな材料も控えていないことから、海外相場の値動きや、為替・原油価格の価格が相場の動きを大きく左右すると考えられるでしょう。

ただし、一旦はボラティリティの大きな値動きは落ち着いたと考えられますので、少しだけ、リスクテイクはできるようになったと考えられます。緊急避難していた資金も、一時的に投入しても良いかもしれません。

ちなみに、6月29日19時の時点では原油高が目立っており、これからは株式市場も盛況となりそうな気配です。続伸が期待できる今の状況では、最近急落し、急激に割安感の出てきた業種に着目するのが王道だと考えられます。急落した銘柄を狙って、今後のリバウンドを狙いたいところです。

参考までに、直近１ヶ月で特に急落した業種をご紹介します。

◯直近１ヶ月で株価指数が急落したトップ３業種
・証券、商品先物取引業（前月比-20.19%）
・保険業（前月比-16.33%）
・その他金融業（前月比-15.63%）

以上の３業種は、これから上昇へ転じる余地もあるため、それぞれ着目してみてはいかがでしょうか。

29日18時49分現在でCMEは対日経平均比+118円。強い動きを続けています。急に円高に振れるなどの悪材料が出ない限りは、6月30日の日本相場も強い動きが続くと期待しています。以降は、日本相場の更なる続伸に期待しています。よって、6月30日のスタンスは【大幅高になる】と強気で行きます。

では、6月30日も１日、引き締めて行きましょう！