moroboshidanさんのブログ

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最近書いたブログ

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    「史上最大の侵略(後編)」より

    ウルトラセブン最終回「史上最大の侵略(後編)」は、1968年9月8日に放送されました。 ダンはアンヌとの別れのシーンで、自分がウルトラセブンであり故郷のM78星雲へ帰らなければならないことを告白し、次の名セリフを残しました。 「西の空に、明けの明星が輝くころ、一つの光が宇宙へ飛んでいく、それが僕なんだよ。」 筆者は、長いことこの言葉が理解できませんでした。 明けの明星は、東の空に輝くと決まっているのに、なぜ「西... ...続きを読む

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    「史上最大の侵略(前編)」より

    いよいよウルトラセブンは残すところ2回となりました。 「史上最大の侵略(前編)」は、1968年9月1日に放送された第47話です。 度重なる戦闘で、ウルトラセブン=モロボシダンの身体は傷つき、ボロボロになっています。 アンヌには「身体に自信のある人ほど、身体の欠陥を知らないものよ」と言われますが、ダンはかたくなに精密検査を拒否します。 セブン上司も現れ「変身してはいかん!」と、M78星雲への帰還を指示されます。 ... ...続きを読む

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    「あなたはだあれ?」より

    「あなたはだあれ?」は、1968年8月25日に放送されました、ウルトラセブン第47話です。 前作「ウルトラマン」で科学特捜隊キャップを演じた小林昭二さんが、サトウというサラリーマン役で登場します。 これで気を失っていたハヤタ以外の科学特捜隊メンバーは以下のように全員出演を果たしたという記念すべき回です。 ムラマツ 小林昭二 第47話 あなたはだあれ? サトウ役アラシ 石井伊吉 ウルトラ警備隊 フルハシ隊員役イデ... ...続きを読む

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    「ダン対セブンの決闘」より

    ウルトラセブン第46話「ダン対セブンの決闘」は、1968年8月18日に放送されました。 第44話と同時に愛知県でロケを行い、蒲郡のホテル「松風園」とタイアップし、第44話と前後して制作されたものです。 ウルトラセブンとニセ・ウルトラセブンが対決します。 前作「ウルトラマン」でも、ニセ・ウルトラマンが登場しましたが、あちらは目の形が違ったり、つま先がとがっていたりして誰の目にも区別がつきました。 しかし、今度のニ... ...続きを読む

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    「円盤が来た」より

    「円盤が来た」は、1968年8月11日に放送された第45話ですが、ウルトラセブン屈指の名作の一つです。 人間社会に対する風刺と、ファンタジックな画面の組み合わせは、理屈抜きに素晴らしいです。 舞台は世田谷の町工場で、製作費の赤字に悩む円谷プロスタッフは、思いっきり近所の多摩川でロケを行いました。 そこで、今回は、世田谷区内、多摩川寄りに本社を持つ上場企業を7社取り上げます。 3151  バイタルケーエスケー(弦... ...続きを読む

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    「恐怖の超猿人」より

    「恐怖の超猿人」は、1968年8月4日に放送された、ウルトラセブン第44話です。 製作費の赤字に悩むスタッフは、起死回生の策として「タイアップ」を採用します。 つまり、地方観光地でロケを行い、そこの宣伝も兼ねることで、製作費を浮かそうというものです。 ドラマの「旅情シリーズ」と似たような考え方ですね。 愛知県犬山市のモンキーセンターが今回の舞台です。 宇宙人がゴールデンライオンタマリンという猿に化けて地球を侵略... ...続きを読む

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    「第四惑星の悪夢」より

    ウルトラセブンの屈指の人気ストーリーの一つ「第四惑星の悪夢」は、1968年7月28日に放送されました。 ダンとソガを乗せた宇宙船が進路を間違えてたどり着いた星は、地球にそっくりな第四惑星でした。 しかし、その世界はロボットが支配し、人間はロボットのために働く奴隷となっていました。 凝った画面構成、セブンがビル街を破壊するシーン等、製作費用をふんだんにかけた作品のようです。 着ぐるみの宇宙人と怪獣を封印した作品は... ...続きを読む

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    「ノンマルトの使者」より

    ウルトラセブンの最も人気が高いストーリーの一つである第42話「ノンマルトの使者」は、1968年7月21日に放送されました。 海底開発を進める人類に対して、海底に住む地球の先住民ノンマルトが自衛のための攻撃を仕掛けますが、結局は地球防衛軍によりノンマルトは滅亡させられてしまう話です。 「正義とは誰のためのものか」という難題を問いかけてきます。 我々株式投資家は、「株式投資で利益を上げるのは誰のためか」という問いを... ...続きを読む

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    「水中からの挑戦」より

    ウルトラセブン第41話は、1968年7月14日に放送された「水中からの挑戦」です。 この回は、視聴者からのアイディア募集で金賞となったテペト星人が登場することで有名です。 筆者は長年不思議に思っていましたが、テぺト星人のデザインは、ほとんどカッパに似た地味な姿をしており、金賞を受賞するような斬新さはありません。 なぜ、こんなデザインが金賞なのか? その謎は「ウルトラセブン研究読本」により明らかになりました。 応... ...続きを読む

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    「セブン暗殺計画(後編)」より

    「セブン暗殺計画」後編は、1968年7月7日に放送されました。 はりつけのセブンを助け出すために、ウルトラ警備隊は悲壮な覚悟でガッツ星人と戦い、困難な戦いに勝利します。 キリヤマ隊長の言葉「絶対に勝つ自信がなければ、戦うことはできないんだ!」は、株式投資家の我々に対しては「絶対に儲ける自信がなければ、投資することはできないんだ!」と言い換えることができるかもしれません。 儲けることができなければ、株式投資から撤... ...続きを読む

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    「セブン暗殺計画(前編)」より

    いよいよ最終の第4クールに突入です。「セブン暗殺計画」は2話から構成されており、その前編は、1968年6月30日に放送されました。 それまでと趣向を変え、娯楽性の高いストーリーとなっていますが、セブンはガッツ星人の策略にはまり、十字架にはりつけられたところで次回に続きます。 ガッツ星人は鳥のような姿をしているので、今回は、社名に「鳥」の字を持つ会社を調べます。 2009鳥越製粉  ROE4.4 PER14.3 ... ...続きを読む

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    「勇気ある戦い」より

    「勇気ある戦い」は1968年6月23日に放送されました。 「もうこれでウルトラセブンは終わってしまうのではないか?」と思わせるような盛り上がりです。 ウルトラセブンは39話で終わる予定でしたが、人気が衰えないために、10話延長することになったらしいです。 筆者は、38話は「模擬最終回を想定して作られたストーリー=プチ最終回」だったと推測しています。 ダンが少年に「人間の科学は人間を幸せにするためにあるんだ」と語... ...続きを読む

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    「盗まれたウルトラアイ」より

    「盗まれたウルトラアイ」ウルトラセブン第37話は、1968年6月16日に放送されました。 予算が枯渇したため、着ぐるみの怪獣・宇宙人を登場させないストーリーとなりました。 子供には分かりにくい内容で、セブンの戦闘シーンを期待しながら見ていると、いつの間にか終わってしまう残念な回でした。 しかし、大人になってから屈指の人気ストーリーとして再評価されています。 ウルトラアイを盗んだのはマゼラン星人マヤですが、若い女... ...続きを読む

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    「必殺の0.1秒」より

    ウルトラセブン第36話「必殺の0.1秒」の放送日は、1968年6月9日です。 人工太陽計画を妨害するためにアルファケンタウリ第13惑星からやって来たペガ星人の登場です。 その人工太陽計画の最高責任者であるリヒター博士の来日に際して、博士を護衛する特別チームが編成され、射撃の得意なソガ隊員がその一員に選ばれます。 博士が到着するのは、当時日本の表玄関だった羽田空港です。 まだ、成田空港が開港する前の、クラシックな... ...続きを読む

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    「月世界の戦慄」より

    1968年6月2日に、ウルトラセブン第35話「月世界の戦慄」が放送されました。 当時は、アメリカの月面有人宇宙飛行計画である「アポロ計画」の最中で、ウルトラセブンの放送期間中には、1967年11月9日にアポロ4号、1968年1月22日にアポロ5号、4月4日にアポロ6号が次々に打ち上げられています。 そして人類初の月面着陸は、翌1969年7月21日(日本時間)のアポロ11号です。 したがって、「月世界の戦慄」が放... ...続きを読む

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    「蒸発都市」より

    「蒸発都市」は、1968年5月26日に放送された、ウルトラセブン第34話です。 丸の内のビル街が丸ごと、田舎に瞬間移動してしまいます。 セブンが宇宙人に操られて、ビル街を破壊しまくりの場面が圧巻です。 もう一つの見どころは、泡の表現です。 コーラ瓶の口から出る泡が、発泡怪獣の登場を効果的に暗示しています。 そして発泡怪獣ダンカンが、その姿を泡と変換するシーンは秀逸です。 今回は、ビル街のロケが行われた東京都千代... ...続きを読む

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    「侵略する死者たち」より

    ウルトラセブン第33話は、1968年5月19日に放送された、「侵略する死者たち」です。 いよいよ制作予算が不足してきたのでしょう、この回には、怪獣も宇宙人も登場しません。 株式投資で儲けようとしている私たちに例えると、投資する資金が無いような状況です。 子供たちにとっても、期待を裏切られた回でした。 今回、人々の記憶に残るシーンは、「ガラスのコップに閉じ込められたウルトラセブン」です。 そこで、今回はガラス(硝... ...続きを読む

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    「散歩する惑星」より

    1968年5月12日、ウルトラセブン第32話「散歩する惑星」が放送されました。 ちなみに、この日は、モーリシャス共和国がイギリスから独立した日でもあります。 ご存じの方も多いと思いますが、モーリシャス共和国はタックスヘイブン(税金の避難地)の一つであり、周囲をサンゴ礁に囲まれた島国です。 そして、昔からヨーロッパの貴族に愛されインド洋の貴婦人と讃えられてきた高級リゾート地であります。 高級ホテルに滞在し、ツアー... ...続きを読む

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    「悪魔の住む花」より

    ウルトラセブン第31話「悪魔の住む花」は、1968年5月5日に放送されました。 この回は、何といっても若き日の松坂慶子さんが出演していることで有名です。 もう一つ、重要なのは、アマギ隊員を演じた古谷敏さんが最も気に入っている回だということです。 松坂慶子さんは、このころからすでに大変美しい女優でした。 宇宙細菌ダリーは、花びらの中に潜んでおり、花の匂いを嗅いだ彼女の鼻(ハナ)の穴から体内へ侵入しました。 ミクロ... ...続きを読む

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    「栄光は誰のために」より

    「栄光は誰のために」は、1968年4月28日に放送された、ウルトラセブン第30話です。 ウルトラ警備隊に見習い隊員のアオキがやってきます。 アオキは、自分の功績だけを考えて勝手に行動し、プラチク星人の攻撃をまともに受けて倒れてしまい、「私のための栄光が欲しかった。」とつぶやきます。 ここで、「栄光」を「株式運用益」と言い換えてみましょう。 「私のための株式運用益が欲しかった。」 この言葉が思い当たるとしたら、自... ...続きを読む

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