通貨としての先安感が強まってきつつある。欧州の金融機関は予想以上にリーマン絡み損失にやられている。バークレイズは大丈夫みたいだが楽観するのは早いように思う。景気悪化が更に拍車をかけていることもあり利下げ観測が暫くはなくなりそうになく、何か有ればすぐにでも売りに転じてしまうような不安定な情勢にある。それにしても米ドルだけでなく、英ポンドとユーロがここまで円高に達することは予想していなかった。ユーロは安定してい... ...続きを読む

リーマン破綻やサブプライム損失に絡んだ不良資産により英国の金融危機が再度クローズアップされている。ジムロジャースもポンドはすべて売り払ったらしい。先週ポンドは過去最安値を更新しており対円では一時120円を割り込む水準まで円が急伸しており、市場ではポンドの先安感が強まっている。こうなってくると今までは米ドルが独歩安であったが、加えてポンドも売られやすくなることで相対的に米ドルの売り圧力が弱まるように思う。消去... ...続きを読む

今日開設済みの案内が来た。最近の超円高の影響もあり、外貨決済可能な香港株を取り次げる証券会社を探していた。これで外貨のまま売買出来るので懸案であった為替差損を考慮する必要がなくなる。香港株は全面的に同社に移管する。同社の場合日本が祝日でも売買ができるところが利点。アイザワ証券は手数料が比較的高いが、中国本土B株、韓国株、タイ株についてそのまま利用する。台湾株の鴻海精密を買う可能性もなくはない。地元で大評判！... ...続きを読む

2月からいよいよ始まる「家電下郷」。農村地域にも家電製品を普及させることが狙い。購入代金の13％を政府が負担して消費を促す。日本のテレビでも特集されていたが、これはかなり効果があるように思った。洗濯機が一台もなかった村に最新の洗濯機が届いたとき村中の人が興味本位で見に来ていた場面はとても印象的だった。今まで一部の地域でしか実施されていなかったが、今回の全国一律実施はかなりインパクトがありそう。対象商品は当局... ...続きを読む

米著名投資家のウォーレン・バフェット氏はこのほどメディアの取材に対し、米国経済について、「銀行や企業間の信用収縮はここ1カ月の間に改善がみられたが、消費活動は個人消費の買い控えが進む中で、当面は減速が続くだろう」との考えを示した。23日付で中国紙・理財が伝えた。 米景気の後退局面については、「短期間に（後退が）収束するとはありえない」とコメント。後退局面がどの程度続くかといった具体的な言及は避けた。 米政府... ...続きを読む

米著名投資家のジム・ロジャーズ氏はこのほど、英ポンドの大幅下落について「英ポンドは発展の支柱を失った通貨で、もはや打つ手はない。当分対米ドル安、対ユーロ安は続くだろう」と発言し、英国経済の衰退を指摘した。外匯通が外電を引用し、22日付で伝えた。同氏は英『フィナンシャル・タイムズ』誌で、「英ポンドの下落の原因は明白。売れるものがないからだ。英国経済にはかつて、北海の石油、シティを中心とした金融サービス業界と、... ...続きを読む

英ポンドの急落を受け、米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は20日、「投資家は保有する英通貨をシリング単位まですべて売却すべきだ」との考えを示した。21日付東方早報など複数の中国メディアが伝えた。英政府は19日、銀行が抱える不良資産について、政府が損失の肩代わりを保証することなどを柱とした金融機関への追加救済策を発表した。英財政の悪化懸念や利下げ観測などが広がって、英ポンドは20日、対ドルで一時、2001年7月... ...続きを読む

米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は18日、米放送局ＮＢＣのラジオ番組に出演した際、足元の米景気について「第二次世界大戦中や1929年の世界大恐慌の時期よりも若干良いが、厳しい情勢に置かれていることに変わりはない」と述べた。バフェット氏はかつて、昨年秋の米証券大手リーマン・ブラザーズの破たんをきっかけとする世界的な経済危機を「経済のパールハーバー」と形容している。20日付で海峡都市報が伝えた。オバマ新政... ...続きを読む

米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は19日、香港で行われたアジア金融フォーラムで、「今後1－3カ月の間に米国で再び銀行の倒産があるかもしれない」と予測、米経済の先行き不透明さを強調し、人民元が今後の「国際通貨」の役割を担う可能性を示唆した。中金在線が20日付で伝えた。同氏は「米国は現在、これまでの債権国としての立場から、世界で最も負債の多い国に変わってしまった。外国債の総額は13兆米ドルを越え、12－15カ月... ...続きを読む

華僑系投資家はお休みムード。19日の香港市場は方向感のない値動き。引き続き割安株を物色する動きと打診買い程度。今のところ周小川のおっさんは利下げの発表をしていない。旧正月前後でありうるとの見方もあるが市場はだいたいおりこんでいる。世界的にも利下げ合戦が継続しており今さらインパクトは強くないかもしれないが、時々気まぐれ的に過剰反応することもあるからよくわからない。あくまで市場の都合と機嫌によってまちまちではあ... ...続きを読む

これはベトナム株ですが「総合フォワーディング株式会社（GMD)」という銘柄に興味を持っています。ベトナムは2007年にWTOに加盟したことにより今後は貿易障壁がなくなっていって輸出入が促進されていくと思います。そうなってくると港湾業界は恩恵を受けやすい立場にあるように思います。中国株でも招商局国際（144）と赤湾港航（200022）が２００３年くらいから上昇トレンドにはいって急騰しました。ちょうど中国がWT... ...続きを読む

昨日ニュース証券から口座開設済みの通知が届いた。日本からベトナム株を売買取り次ぎできるので海外送金をする必要もなく比較的容易に売買ができる。円高リスクはあるが。同証券の場合、ベトナム株以外ではロシア株、中国株、米国株、ドバイ、アブダビ株の取り次ぎが可能。個人的に気になるのはロシア株とドバイ株。特にロシア株は高値から約70％暴落しており今後原油価格が反騰した場合にはチャンスもある。とりあえずはベトナム株の個別... ...続きを読む