TAROSSAさんのブログ

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帝人がキョーリン製薬HDとの資本提携解消し全株式を売却

帝人はキョーリン製薬ホールディングスとの資本提携を解消したそうです。
帝人は19.12%を保有する筆頭株主でしたが、帝人が保有するキョーリン製薬の株式のすべてを353億円で売却したそうです。
両社は業務提携の道を模索していましたが、「成果が表れなかったため断念した」(帝人)とのことです。

帝人の株式売却に伴い、創業家の資産運用会社のマイカムがキョーリン製薬の筆頭株主になり、保有株式の割合は5.14%だそうです。

売却に先駆け、キョーリン製薬は自己株式の取得を募集しており、帝人はこれに応じるかたちで、保有する1432万8千株をすべて売却したそうです。

帝人は2013年4月にキョーリン製薬の創業家から発行済み株式の10%を取得し、キョーリン製薬の筆頭株主になっており、その後も株式を買い増していたそうです。

帝人は呼吸器疾患を重点領域に掲げており、酸素を濃縮して肺疾患患者の呼吸を助ける医療機器や気管支拡張薬などを販売しているそうです。
キョーリン製薬も気管支ぜんそく治療薬など呼吸器疾患系の医療用医薬品を多くもつため、相乗効果が期待されていたようです。

キョーリン製薬株を取得した当初、帝人は研究開発や販売、物流などで業務提携し、創薬やコスト削減などでシナジーを生むことを狙っていたようです。
しかし「提携交渉を続けたが、なかなか成果が表れず、提携を断念した」(帝人)とのことです。
この5年間の成果は一部製品の共同販売だけだったそうです。

成果がなければ、解消もやむを得ないかもしれませんね。

3401:2,145円、4569:2,419円
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2件のコメントがあります
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    TAROSSAさん
    2018/10/3 03:14
    ピーマンショック!さん こんばんは。

    そうですね。
    デューデリジェンスの見極めも必要でしょうし、企業文化の違いもあるでしょうから、様子見も一つの手でしょうね。


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    おはようございます。

    急に合併したりするより、業務提携で様子見てダメそうならやめるというやり方もありだと思います。

    一旦合併などしちゃうと、なかなか戻れませんもの。