ほんま そうかいさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ404件目 / 全1393件次へ »
ブログ

平成相場三昧伝 還暦記念速習49日間(死の哲学)

☠チベットの死者の書を讀む第42日目


模擬戦・シュミレーション挑戦(死の修行)死後28日目

導師;ほんま れいかい(佛名)

故人;山田太郎

喪主;山田の妻


導師   「南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。」

山田の妻「南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。」


導師「奥さん、それでよいのですよ。太郎さんが、思われた時、名号を唱ゑれば、太郎靈も喜びますぞ。

ただし、太郎靈は阿弥陀如来さまの主宰する浄土(=リクパ、チベット語)へは、こんどの死ではムリでした。

ちと修行不足。信も、もひとつ足りなかった。

そのため、いまは生まれ変わりのバルドー(中有)にいます。」


山田の妻「お坊さん、わたしも今、未亡人となって、やふやく太郎を喪った悲しみが湧いてきました。」


導師「生前、太郎君の不倫と生命保険を解約して、

スナックのわかい女と遊び回った件。

本人も悔やんでいます。

死者の感受性は、生者の7倍あるのです。

さらに、太郎靈は、過日、閻魔庁に呼ばれ、白いカルマと黒いカルマを数えられ、閻魔帳に記帳されたところです。

もふすぐ*判決が下るでせふ。」


*實は、この裁判も、死者の見るヴィジョンといふ説もある。

なおこれに先立って、死者は、全生涯のパノラマ的回顧が起こり、

前世のカルマも復活する。

            第42日目 おはり






コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。