中国の第三四半期GDPの伸び率+6.9%は怪しい数字で、
現実には4%~5%ではないかというレポートなども見掛けますが
既にマイナス成長の可能性があるという見解まで飛び出すと、ちょっと腰が引けてしまいます。
https://www.jcer.or.jp/report/econ100/index4924.html
中国政府は金融緩和で経済の立て直しを図ろうと躍起ですが
中国には金融緩和の効果が出難い背景があるため、それを補完する政策が注目されます。
https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=27330
因みに世界の金融市場では、中国の景気減速懸念は一段落した様で
8月の株価暴落も、今となっては何事も無かったかの様に忘れ去れようとしています。
NY市場に至っては既に暴落前の水準に戻しており、市場には楽観論が根付き始めましたが
こういう記事を目にすると、やはり慎重にならざるを得ないというのがチキンな私の印象です。
まあ金融市場や株価の素人予測など「当たるも八卦当たらぬも八卦」と変わりませんが
株式市場にはまだ時限爆弾
が時を刻んでいる
と考えて置いた方が良いのではないでしょうか。
尤も、中国が虚偽の報告を延々と続ければ、市場が急に混乱することは無いと思いますが
化けの皮は何時か剥がれますし、剥がれるなら少しでも早い方が傷は浅くて済むかも知れません。