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オリンパスが米国子会社の不当なリベート疑いで539億円の特損

オリンパスは、医療機器を扱う米国の子会社が医師らに不当なリベートを支払っていた疑いがあるとして、米当局への支払いが見込まれる罰金539億円を特別損失として計上したそうです。

本日発表した2015年3月期の純損益は、昨年5月に予想した450億円の黒字から87億円の赤字に転落したそうです。

 

米国では、自社の製品を買ってもらう見返りに医療関係者らに金銭を渡したり、接待したりすることを禁じる法律があるそうです。

オリンパスは2006~2011年にこの法律に違反した疑いで米司法省の調査を受けていますが、広報は「調査中なので詳細はお答えできない」としているそうです。

 

笹宏行社長は会見で「特別損失を出したことは大変残念だが、米国での問題には一定のめどは付いた」と話したそうです。

オリンパスは2011年に、この子会社がブラジルで医師に接待をしていたことが社内調査で分かったとして米司法省に報告しているそうです。

 

例の事件についてようやく忘れかけていたのが、また新たな火種になりましたね。

2件のコメントがあります
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    yoc1234さん
    2015/5/9 07:31

    ブラジルで払った分が問題になるとは。


    米国は何でも課徴金や罰金で取るのはえげつないですね。


    法務に明るい人を使わないとこんな問題ばっかり。

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    TAROSSAさん
    2015/5/10 13:06

    yoc1234さん こんにちは。

     

    こんなところでひっかかったりするんですね。

    単なる交際費として処理していたんでしょうかね。

     

    海外の事情にも明るい法務は大切ですね。

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