TAROSSAさんのブログ

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相次ぐリコールでホンダが通期業績予想を下方修正

ホンダのたび重なるリコールが業績に打撃を与えているようです。

ホンダは、今年度の通期連結業績予想を下方修正し、最終利益が従来予想より350億円減って前年同期比1.6%減の5650億円になる見通しだそうです。

日本や中国での販売が想定を下回るためで、国内の目標台数は103万台から93万台に引き下げたそうです。

 

国内販売初の100万台超えを掲げていたホンダですが、決算説明会で岩村副社長は「(リコールを受けて)ニューモデルの総点検を行った結果、投入が遅れ、マイナスになった」と説明したそうです。

引き下げた10万台のうち8万台がリコール、2万台は消費税増税の影響だそうです。

 

ホンダは昨秋以降、主力小型車「フィット」や「ヴェゼル」のハイブリッド車(HV)などでリコールが頻発しており、フィットHVは今月23日、発売以来5度目のリコールを届け出る異例の事態になっているとのことです。

 

この結果、品質確認作業に追われ、今期に予定していた新型車6車種がこれまで1台も投入できない状況になっており、消費税増税の販売減をテコ入れするはずの新型車効果がなくなったうえ、それを目当てに訪れる来店客も減り、もくろみが大きく狂ったようです。

 

海外にも変調の兆しがあり、得意としてきた中国は「市場の勢いが鈍化し、競争が激しくなっている」(岩村副社長)ため、販売計画を従来の90万台以上から80万台以上に引き下げ、米国でも値引き競争で利益が圧迫されているようです。

 

このため、今期の世界販売目標を490万台から469万台に下方修正し、連結売上高も従来予想より500億円少ない12兆7500億円に引き下げたそうです。

新型車については「レジェンド」を皮切りに今期中に6車種の投入を間に合わせる考えのようです。

 

これだけリコールが頻発すると、ホンダファンでもちょっと二の足を踏んでしまいますね。

 

7267:3,306円

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