socialcolorさんのブログ
socialcolorのリタイアメント日記(15)
socialcolorと申します。関西在住の元エンジニアです。
訳あって昨年12月に会社を退職いたしました。そんな中年男のリタイア日記です。
【大企業病】
少し前のこと、socialcolorが愛用しているiPodのアプリケーション(iSafe)を起動し、ファイルを登録したところ画面が真っ暗で何も見えなくなりました。
このファイルには大事なパスワードを保管していたため、慌てた私は米国にある制作会社のホームページに拙い英文で質問したところ、
’連絡ありがとう。バージョンアップの際、バグがあった。近々のバージョンアップで対応するので少し待って欲しい’旨と対処法を記したメールが即座に返ってきました。
そして、それから1日と経たないうちに問題は解決されていたのです。
たかが日本の1ユーザー(他に同じことをした人が多分いるのでしょうが)のクレーム、しかも無料アプリなのに、この対応とスピード感にびっくりしたものでした。
ところ変わって日本の今のお話です。
先週参加したハローワーク主催の合同面接の結果通知が来ました。
2社面接を受けたのですが、どちらも残念ながら不採用とのことでした。
面接とは言いながら、応募者が殺到したため実際は履歴書を提出しただけで’改めて面接日を×月×日に連絡します’との話だったのです。
それがいくら待てども連絡はなし。
忘れているのかと心配していた数日後、履歴書と共に不採用の通知が送られてきました。
お話をしていないので履歴書のみで判断したことになるのですが、手前みそながらsocialcolor、はったりの履歴書つくりには自信があります。
書かれた内容だけをまともにとれば、無下に落とせないはずで、実際、今まで履歴書ではねられたことはないのです。(ということは、実際の人物にかなり問題があるということですが・・)
このいい加減な判断(?)と失礼極まりない対応以上に呆気にとられた顛末をかのカウンセラーに話したところ、
「大きな声ではお話できないのですが、当社の調査担当によると今回の合同面接会に参加の企業には、もともと採用の意志がない企業が相当数含まれるらしいのです。応募された企業がそれに該当するかどうかはわかりませんが、少なくとも、○○社、××社はそれに当るとのことです。先に分かったとしてもどうしようもないと言ってしまえばそれまでですが・・。」
よくよく考えれば、この合同面接会自体が約2時間の時間枠しか確保しておらず、そこに何百人も一同に会して面接しようとすることに無理があり、
「うがった見方をすれば、合同面接会にしてもハローワークの’失業者支援にこんなに取り組んでますよ’というポーズとも取れます。あくまでも憶測で根拠はありませんが」
そういえば、TV局や新聞社も取材に来ていました。何気なく見ていましたが、情報を誰かが流したという証拠で、それをするメリットがあるのは普通に考えれば成果をアピールしたいハローワーク(というか行政サイド)です。
socialcolor、空いた口が塞がりませんでした。
彼ら(企業の面接担当やハローワーク担当者。全ての人がそうとは言いませんが)にすれば、’それ(求人募集しているというポーズ)が今回のお仕事’で、有能な人物を採用する、採用を橋渡しするという本来のミッションは二の次、三の次なのでしょう。
大企業病は、知らず知らずのうちに日本の屋台骨を支えている中小企業や、公的機関まで蝕んでいるようです。冒頭のエピソードと比べていただければ、日本の窮地が伺い知れます。
早くなんとかしないと、とんでもないことになりそうです。
(続く)
【ポイントわらしべ作戦経過報告】
インターネットショップ’socialcolor'オープンに向け、サイト準備中です。
(といっても、まだ売るものがありませんが。)
取りあえず、このお店と楽天オークションのサイトでぼちぼちやっていくことを考えています。
socialcolorのために一肌脱いであげようという、心優しい方がおられましたら、是非以下のブログにお越しの上、ポイントサイト登録にご協力お願いいたします。
企業側としても
会社が繁盛しているので人を募集して居るんですよなんて
態度をアピールして居る様にも見えますね
求職者にはいい迷惑じゃないですか
成熟した会社には高齢者(熟練者)は必要ないのかも知れませんね
若い人を二人雇った方が得策ですからね(人件費の面で)
でも若い人はすぐ辞めたり無断で会社を休んだり
欠点がいっぱいあるんですがね
socialcolorさんの大変さがわかります
めげずに頑張って下さい
ボニートさん
いつもコメントありがとうございます。
例のサイトは、少し確認させてくださいね。
実は他の転職支援サイトにも一杯登録してて、何が何だかわからなくなって
きてます。求人自体は一杯あるのですが・・。
言われるように、どうも年齢が問題になるようです。
それならそうと、’年齢不問’なんて書かなければいいんですけどねぇ。
どうも日本は本音と建て前が違いすぎて、ムダとロスが多いようです。
ボニートさん
今、調べました。
H19年から年齢制限するのは一部の例外を除いて禁止になっているんですね。
今頃になって初めて知りました。お恥ずかしい限りです。
それじゃ、年齢不問は当たり前ですよね。
ハローワークの正式求人票には、定年のみで年齢記載欄さえありませんでした。
良く調べもせず思い込みで書いてすいません。
(でも良く見れば遠回しに、学生歓迎、若い人が多い職場ですなんて書いて
ます。それとなくほのめかしてるんですね。ちゃんと意味を考えないといけ
ないですね。)