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資金調達、株から社債へ(賛成)
「資金調達、株から社債へ」「07年度普通社債発行 9年ぶり9兆円超す」(日経新聞24日朝刊)
資本市場で企業の資金調達手段が株式から社債にシフトしている。」「二〇〇七年度は普通社債の発行額が昨年度に比べ三割強増え、九兆円を突破する一方、新株発行による資金調達額は半減し、五年ぶりの低水準となる見通しだ。米住宅ローン問題に端を発した株価の低迷や長期金利の低下が背景にある。」(記事より)
「欧米と比べPERが低いから割安」とよく言われるが、PERは決して低くなく、ヨーロッパよりはむしろ高いので、「日本は資本効率が悪い」と言える。
総資本利益率のデータは知らないが、少なくとも自己資本利益率は低いと言える。事業拡大は借入金で、事業を拡大しない企業は自己株の消却で、一株当たりの利益を欧米の並みに追いつく。
安易な増資はしない、自己株買いの増加、配当の増加はいい傾向だ。
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そんな社長辞めてもらったらどうですか?
ん~、うちの社長の場合、今は社員の給料を上げることより、自分で立ち上げちゃった銀行の救出に注力してますからね~。
全く、その通りですね。
国民の所得を増やす→消費の拡大をしない限り、長期的経済成長はないですね。
公務員の給料上がるように頑張って下さい。「公務員の給与が民間より引き下げる」は悪循環を作るだけです。
労働分配率、私も上げて欲しいです。
物価の高騰に追いつけず、実質可処分所得は目減りするばかりです。
内需が拡大しないことには、日本株式会社も元気にならないのに・・・。
資金調達が「増資(自己資本)ではなく、社債(負債)に」比重が移っているのは、日本株式会社の視点から言えば正解だと思います。
個別企業ごとには別途検討が必要でしょうが。
話はそれますが労働者への配分(労働分配率)をもっと増やしても良いと考えます。
負債(社債)の利子率以上の利益率が見込めれば、財務レバレッジの活用として積極的な選択となるのですが、素人には勇気ある決断なのか、あるいは蛮勇なのかなかなか判断が難しいですね~。