日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さんのブログ
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本日の夜間立会見通し
金
日中取引時間は、米雇用関連指標の悪化に伴う追加金融緩和(QE3)期待を背景にNY市場が上伸したことを受け、手じまい買いが先行、前日比2円高の4145円で寄り付く。その後は、NY時間外は堅調な動きながらも、為替相場の円高進行に伸び悩み値を切り下げ、結局前日比15円安の4128円で終了。14日のNY市場は、米雇用情勢の回復鈍化やインフレ率の低下が確認されたことで、来週19日・20日開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)で、追加金融緩和策を講じるのではとの期待が高まり、金は買われた。しかし、ユーロ圏離脱観測も浮上しているギリシャ再選挙を17日に控えているほか、FOMCに関しても流動的な感が強いので、模様眺めの動きとなった。ギリシャの選挙に関しては、今回は財政緊縮派がやや有利と思われるが、ふたを開けるまでは予断の許さない状況である。またFOMCにしても、現状程度の経済情勢ではQE3を実施するまでには至らない可能性が高いと思われる。本日夜間取引時間は、依然不透明感が強いため現在の相場水準を維持する形で、週明けを迎えそうである。
夜間取引レンジ 4,082円~4,162円
中川
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