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本日の夜間立会見通し
金
18日の東京金相場は、先週末15日NY金相場が6営業日続伸したものの、ギリシャ議会の再選挙で緊縮支持派が勝利した為、ギリシャのユーロ圏離脱の可能性が一旦は遠のいた事から、リスク回避への動きが弱まった事で、NY金夜間取引や現物市場の下落を受けて、方向感の定まらない展開となった。為替相場の円安が相場の下支えとなった。先週末に発表された米製造業景況指数やミシガン大消費者景況感指数が前月を下回るなど、このところの米経済指標の悪化は鮮明になっている事で、米国の追加金融緩和(QE3)期待が根強くあるが、QE3を実施するほど悪いわけでは無い事と、ギリシャ議会の再選挙で緊縮財政支持派が勝利した事で最悪のシナリオは回避できる見通しとなった事で、現時点での金融緩和の必要性が後退している。本日と明日の両日のG20は、欧州の債務危機拡大防止などを狙った、国際通貨基金(IMF)の融資能力拡充策が決まりそうであるが、市場は19・20日のFOMC後の、バーナンキ議長の会見に注目が集まっている。今週はNY金が1,600ドル台を維持出来るかがポイントとなりそうである。
夜間取引レンジ 4,088円~4,161円
池末
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