jojuさんのブログ
日本経済は金融政策次第で劇的に復活
高齢化でも介護などサービス消費が増え、消費支出全体(実質家計最終消費支出)では上昇トレンドにある。 サービス消費込みで見ると、需要はむしろ増えている。 ゆえに、高齢化=需要減=デフレ、という論理は誤り。
デフレは需要減で起きているのでない、、となれば、それは通貨供給の不足で起きているのです。
実際、過去20年で見ると、日銀の通貨発行は諸外国に比べ、絶えず少なめで、それに伴ってデフレと円高が進行しています(小泉時代を除き)。 つまり、デフレは、日銀の金融政策のミスで起きている。 通貨供給不足=円高持続=企業の海外(中国)シフトと国内経済空洞化=雇用と賃金の低迷=金回りの低下=デフレ継続、、という流れなのです。
いくら一生懸命、働いても、円高のハンデキャップがどんどん進む状況では、景気は盛り上がらない。 逆に言えば、このハンデが取り除かれれば、日本経済を取り巻く状況はオセロのように好転する。
日銀が、口先はともかく、実際にはデフレ容認政策を続ける理由(ありとあらゆる言い訳をして固執する理由)は、前日の日記に書いたとおりです。
この状況を打破するには、日銀に政策変更を迫るよう、政治に圧力をかけることが必要。
具体的には円高ケシカラン、、で国民が政治家を焚きつけまくることが必要です。
そのためには、円高で経済空洞化進行、失業増、賃金低迷、、という事実認識が、正しく国民に広まることが非常に重要。
しかし、そこが重要なことを認識してるからこそ、民主党やそれを支持する論者、左翼系マスコミは、円高正しい論を流布しまくってきた(円高で輸入品が安くなっても、失業していては意味がないのに、、)。 彼ら、馬鹿なようで、そういうところは実に抜け目ない。
民主党は左翼系であり、日本の左翼は反日的ですから、表向きはともかく、実際には日本を弱体化させる方向にうごく。 曰く、経済成長追求は正しいのか?、日本は美しく衰退していくべきでないか?経済成長と違う幸福度指標を作ろう、小さくても幸福な国になるべきでないか?(貧乏で幸福な国など存在しないのに、、)、、等々。
また、日本を弱体化させ、貧乏人を増やすことは、社会主義政党たる民主党にとっては、支持者拡大にもつながる。
人間の能力は正規分布するので(有能、無能なヒトは少数で、中間レベルが圧倒的多数派)、自由競争では貧乏人は増えないし、固定化しない。 貧乏人を増やし、社会主義の支持者を量産するには、自由競争(規制緩和)を抑え、かつ上述の円高政策のような、異常な政策を取る必要がある。
以上のカラクリを理解し、ダマされないことが、仕事を守り、投資収益を上げ、生活を守ることに直結します。
(補足) 経済における自由競争とは、お互いの、お互いに対する奉仕合戦=お互いを豊かにし合う競争=明るい競争、である。 他者に良い製品、良いサービスを提供しなければ、稼ぎ続けられないので必然そうなる。 そこに注力せず、アシの引っ張り合い、むしり合いに注力する企業、個人は持続的に経済成長出来ない=豊かになれない=幸福になる可能性が減る。
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円高になったら安い海外製品に押されて、ますますデフレが加速しそうなのにね。
国内人件費も対外比で嵩む一方ですし。
ただ介護サービスは利益を上げることを主目的にするのはよくない、っていうシステムに今はなってるんで、介護サービスで利益を出してもいい、儲かる介護ビジネスがあっても大丈夫、っていうシステム作りが大事ですね。
しかし、日銀のインフレ恐怖症は尋常ではないですね。
正確にはインフレ恐怖症ではないです。
これは、前の日記に書いたとおり。