あさっての投資家さんのブログ
どっちにすべき? インデックスファンドか、ETFか ④
第1回
http://minkabu.jp/blog/show/320531
第2回
http://minkabu.jp/blog/show/320626
第3回
http://minkabu.jp/blog/show/320631
の日記に引き続き、従来型インデックスファンド(以下、インデックスF)とETFとの比較対決。
ここまで来るのに長かった…。
ようやくマトメ。
(二部構成の予定が、どこでどう狂ったのだろう?)
まとめ
まだ色々な切り口の比較はあると思うが、主なものは以上だろう。
(書き忘れがあれば、指摘お願い! …いや、でもこれ以上書くのもシンドイなぁ。)
ありきたりな解説では、妄信的に「ETF有利!」とか書いている物を目にするが、
洞察があと一歩足りない。
ここまで読んでいただければ納得して頂けるだろう。
どこかの雑誌に、
インデックスFで積立をして、ある程度まとまったら(インデックスFを売って)ETFに乗り換えれば
積立効果とETFの低い信託報酬で、効率的な運用ができると書いてあったが、
はっきり言ってあまりおススメできない。
なぜなら、今まで上げた通り、この作戦では
インデックスFの信託財産留保額と、ETFの購入手数料をとられる。
さらに、インデックスF解約時に売買益が出ていれば、
税金を払う可能性だってある。 (税金は今のところ10%だけど、将来20%になるかも)
以上から、これを奨めるのは、
手数料を得たい証券会社や銀行(と、税務署)の差し金ではないかと踏んでいる。
なので、まとまったお金があるなら、ETF。
小額の場合や積立をしたいならインデックスFとした方が良いのではなかろうか。
さらにストリートアナリストさんにご指摘を頂いたのだが、
デイトレならETF、安全志向ならインデックスFという使い分けもありそうだ。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
長くなってしまったのは、私の文章のつたなさのため。
『1つのテーマにどんだけ書けば気がすむんだよ!』というツッコミを自分に入れつつ、
反省しております(××;)
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長文にお付き合い頂き&コメントを書いてくれ、ありがとうございます。
>以前、ETFで配当権利日に持ち越したらけっこうな額の配当金が入ってきたような記憶があります。
やはり、配当は沢山もらえるにこしたことはありませんね♪
>その代わり、権利日をまたいで空売りしてると地味に痛い目に合うかんじでしょうかね。
多分、配当を見越して(確定日近くでは)若干高めに取引されているのではと推測します。
空売りができるのはETFならでは。さすがにインデックスファンドではできませんね。
(ん、インデックスのベア型ファンドを買えば良いのでしょうか?)
>インデックスファンドの場合は、配当はどういう扱いになるのでしょうか!?
確か、インデックスファンドの場合は分配金の想定額を含んだ上で
基準化価額を毎回計算しているので、
『うまく売り買いを考えないと損になる』というケースはほとんどないようです。
(下記を参照ください)
http://www.smbc.co.jp/kojin/tokushu/bunpai_fund/faq6.html
やはり、目ざとく利益を狙うならETF、安全志向なら従来型インデックスファンドと言えるのではないでしょうか。
以前、ETFで配当権利日に持ち越したらけっこうな額の配当金が入ってきたような記憶があります。
その代わり、権利日をまたいで空売りしてると地味に痛い目に合うかんじでしょうかね。
インデックスファンドの場合は、配当はどういう扱いになるのでしょうか!?
読んでいただき、さらにコメントを書いていただきありがとうございます。
>目的に応じて使い分けられるのは正解だと思います。
ありがとうございます。
やはり似た物同士でも、有利・不利はありますよね。
>市場原理が有効に働くためには、売買高の大きい銘柄を選択するという当然の配慮をすれば、スリッページが少なくて済むはずですね。
確かに流動性が高い銘柄をチョイスすれば、
指数との乖離リスクも最小限に抑えられますね。
ご指摘の通りです。
>また、ドルコスト平均法を使うには、インデックスファンドの方がやりやすいでしょうね。{ETFでは、一万円単位で買い増す事なんて出来ませんから。}
そうですよね。小口で買えるETFもありますが、それでは逆に手数料がかかってしまうケースが多いですよね。
一万円単位では、やはり従来のインデックスファンドですよね。
>カブコムさんのように、ETFでもノーロードというのが出ている以上、単にETF vs インデックスファンド という構図ではなく、扱っている証券会社と商品まで区別したいくつかの選択肢から最良の組み合わせを探す必要があるのではないでしょうか? {信託報酬も、各社でずいぶん違います。}
信託報酬で値下げ競争があったとはいえ、まだまだ信託報酬に差がありますね。
ETFもインデックスファンドも含めて最適な物を選び、組み合わせるべきというのは仰るとおりです。
興味深く読ませて頂きました。
目的に応じて使い分けられるのは正解だと思います。
ETFに関して、日経225を例に上げれば、色々な会社から出されています。
市場原理が有効に働くためには、売買高の大きい銘柄を選択するという当然の配慮をすれば、スリッページが少なくて済むはずですね。
また、ドルコスト平均法を使うには、インデックスファンドの方がやりやすいでしょうね。{ETFでは、一万円単位で買い増す事なんて出来ませんから。}
カブコムさんのように、ETFでもノーロードというのが出ている以上、単にETF vs インデックスファンド という構図ではなく、扱っている証券会社と商品まで区別したいくつかの選択肢から最良の組み合わせを探す必要があるのではないでしょうか? {信託報酬も、各社でずいぶん違います。}
ここまで読んでくれて、コメントまで頂きありがとうございます。
>いい解説ありがとうございます。
お褒めの言葉、嬉しいです(^^#)
書いた甲斐がありました。
>私は月々2万円程再投資型インデックスファンドに積み立てて、まとまった金額でETF買ったりしてますが、概ねそれで良かったんでしょうね^^
その方法で良いと思います。
じっくり長期で行くならば、頻繁に取り替えない方が良いですよね。
>いずれにしろ銘柄はちゃんと選ばないといけないですね。。
そうですよね。
銘柄次第で、成果に大きな差が… 私は反省しきりです(汗)
いい解説ありがとうございます。
私は月々2万円程再投資型インデックスファンドに積み立てて、まとまった金額でETF買ったりしてますが、概ねそれで良かったんでしょうね^^
いずれにしろ銘柄はちゃんと選ばないといけないですね。。