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の日記に引き続き、従来型インデックスファンド(以下、インデックスF)とETFとの比較対決。
あまりの長さにウンザリしている方も多いだろうな…と反省。
ここは謝るしかない。ゴメンナサイ。
では開き直って行きましょう!
分配金について
※ここが見落としがちな部分
分配金ならどちらも同じ…という錯覚があるが、実は違う。
インデックスFには特別分配金があるが、ETFには特別分配金がない。
(正確には、株投についての話。
その年の株などの売買損益がトータルでマイナスになっていないと、分配金には課税される。
一部コモディティETFには株投に属さない物もあるので、非課税にできない場合もあり要注意)
特別分配金とは何か?(※3)
出来るだけ簡素に説明すると、
ファンドを買って、分配金が出たとする。その際にファンドが含み損であれば、
損した金額分の分配金からは税金を取りませんよ、というものだ。
(だって、もしそのファンドが分配金を出さずにいたのなら、税金は取られなかったはず。
あなたは損しているのに税金を取られるなんておかしいでしょう?)
さらに、インデックスFには分配金再投資で長期的な運用が出来るが、
ETFは分配金再投資できない。
(もちろん、お互いに分配金を出さないタイプもあったが、ETFでこのタイプの物は少ない)
よって分配金では、インデックスFの方が断然有利だ。
隠れたリスク
ETFの場合、人気が出なかったり想定外の事態が起きたら、上場廃止になるリスクがある。
しかし、インデックスFも同様に繰上償還のリスクがあるから、ここはドローとする。
くそー、特別分配金の説明に手間取ってまた長くなってしまった。
総括は次の日記
http://minkabu.jp/blog/show/320633
に書きました。
(ここまで付き合ってくれて、ありがとう。)
※3 これから始める投資信託より(PCサイト)
http://www.e-toushin.net/dividends_special.html