jojuさんのブログ
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アジアの紛争リスクに要注意(--;
今回の尖閣問題で、マスコミの傍観者的報道に疑問を感じた向きも多いようです。 一方で、ナショナリズムの危険を説く論調もあり、中韓メデイアのように熱くなってはいけない、という意見もあります。
熱く云々はともかく、傍観者にならず国益(国民全体の利益)に基ずく報道をする、というのは、中韓メデイアのみならず、欧米マスコミもそうなのです。
そういう報道姿勢は、愛国心=右翼、というレッテル貼りが浸透している日本では敬遠される傾向がありますが、民主主義は国民一人一人が国を支える制度なので、「愛国心」が無ければ崩壊してしまう。
ゆえに、欧米の民主主義国はどこも愛国心教育をしっかりとやっており、そういう背景があるからこその、国益重視報道なわけです。
愛国心は民主主義国においてこそ、重要ということかと、、。
でも、愛国心が強ければ、戦争になるのでは?
否。 民主主義国では、戦争を決めるのも、戦争に行くのも、主権者の「国民」なので、戦争は起きにくいし、起きても長期化しにくいです。
国益を追求すれば、戦争が起きるのでは?
否。 国益を追求しないほうがパワーバランスが崩れて、戦争が起きやすくなります。 それに、戦争はマイナスサムゲームなので、国益を真剣に追求すれば、するほど、起きにくくなるのです(中途半端に追求すると起きる)。
軍隊も、平時は単なる金食い虫なので、国益を真剣に追求すると、軍拡合戦なんか止めよう、ということにもなります。
ゆえに、経済を活性化させて、国益を高めよう、という流れになりますが、経済活動はプラスサムゲームなので(良い商品、サービスを提供しないと稼げないゆえ、自ずとそうなる)、経済活性化は、国益を高めると同時に、他国民の厚生も高めることになる。
つまり、愛国心を持った「民主主義国」が増え、国益を追求し合うと、世界は平和で豊かになっていく
こう考えると、民主主義ではありますが、愛国心否定で国益軽視の日本は、アジアの不安定要因であることが、良ーく分かるでしょう。 その隣に愛国心旺盛な「独裁国家」があるので、一層不安定。 アジアの現状を、米国が深く憂慮するのも然り。
民主主義国らしく、しっかりしろ!ニッポン!、ということ(--;
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