月とスッポンさんのブログ
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支援策発表後もユーロが評価されないのはなぜか
ラジオ日経金森さんのお話のまとめです。自分用のメモです。
3ヶ月LIBORのドル建て金利
7500億ユーロ支援策・ECB資金供給・各国中銀スワップ提携により、需給が緩慢になり、普通は金利下がる
⇒しかし逆に上がっている
なぜか
⇒各国中銀が出してくるドル資金がどれくらいかHFは計算済み
その分引き上げろ。市場には出さない。貸したくない。
リーマンショック後は誰も出さなかった。銀行に貸したくない、腹の探りあい、それがまた始まってる
IMF報告書
欧州の不良債権処理 まだ1/3しか進んでない。アメリカも加えると1兆ドルの不良債権。
欧州は日本と同じ間接融資(アメリカは直接融資)。長年をかけて少しづつ不良債権を収益でカバーしていく
⇒いつまでも不良債権を抱きかかえる。
ギリシャに融資してる銀行は欧州系
⇒ECBの金融機関に対するしめつけが厳しくなってる⇒資産の回収に入ってる⇒企業・銀行からお金が引き上げられる⇒政府に泣きつくしかない
7500億ユーロで十分か?
⇒これから欧州系の銀行はいっせいに資産を引き上げる
⇒資産が引き上げられると、格付け機関はギリシャ国債格下げ。ギリシャの銀行は株式さがるわ、格下げされるわ、、、資産回収に遅れた欧州系の銀行もまた格下げの対象
銀行がたくさん格下げされると、その国の国債も格下げされる
負のスパイラル
⇒阻止するためには、、、
日本・アメリカがやったような強烈な1年間の間での不良債権なら全部ぶった切りとか、金融再編淘汰・大改革などをやらないと、、、
⇒しかしEUは中央政府でないのでできない、、、
⇒ドイツ・フランスがやれるかというと、銀行は準国有化してしまっている⇒抱きかかえてる以上はなにも問題ないという発想
⇒7500億では問題先送りに過ぎない。不良債権のぶった切りをやらなければ問題解決にはならない
HFはユーロ売りのターゲットひいてる1・20ドル
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ダウも日経も、なんか買い支えが激しいですね~
すっきり1万割れたほうがいいと思うのですが、、、
信用買い残が1割増えたそうで、需給は悪化してます。
戻ったとしても上値は重そう、、、
お疲れ様です。
ロジャースさん、話、半分以下以上か放置プレイで。(笑)
ダウ下げ幅が広がってます。
引け値注目!(b^ー°)
ロイターには2月!からちゃんとニュースでてたんですね~
なんで今頃になって大騒ぎしてるんでしょ、、、
ロジャースさんはポジトーク多いので、話半分にきいときます、、、^^;
いろいろな思惑で動いてますね、、、
月とスッポンさんの日記に蛇足を加えさせていただきますが、「金森薫のFXスクエア」は、オンディマンドで聞くことができます。
ご興味のある方は、これからでもお聞きになってはいかがでしょう。
こんばんは
ギリシャ問題をずっとみて、勉強しています。
本当に支援策がうまくいくのか、疑問視もあります。
また、ギリシャの国債が、4~5月にかけ、大量償還。
また、国と、公務員との対立。
TVの報道などでみていますが、公務員は、賃金カット反対です。
自国の危機を考えるなら、ここは賃金カットもしょうがないかと思うのですが、
所変わればで、暴動。 これが不安材料となる。
ロイターの記事で、
もし読まれていたなら、申し訳ないですが、
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13892620100215?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0
ざっと流れは分かります。
また、米著名投資家のジム・ロジャーズ氏のニュースもロイターにありました。
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-15313220100514?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0
色々な思惑、考えが交錯し、なかなか難しい問題です。
金森さんの話はためになりますが、むずかしいですね、、、><
忘れないように、メモメモです
なんだか、各国の思惑がまじっていてむずかしいですね~
かつて繁栄した国はほろびる運命なのですな~
そして新興国の繁栄が始まる、、、
>ドイツやイギリスでは,有権者が財政再建を真剣に考えており,財政再建派が,最近の選挙で勝利しましたね。
なるほど、騒いでるのはギリシャだけですな~
お!金森さんのラジオよく聞いてる鉄砲長です( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!
↑ためになりますから!
融資してるのを相場が感じるようにならないと、
長い調製は続きそうな気もしますねぇ~^^;
ドイツはユーロが下がってくれれば輸出がよくなり、自国の国債が売れるので問題ない。
したがって、問題を長引かせるように、動く。
ドイツの国債も格下げでもならない限り、動きもしない。
さすがメルケルさんです。
米国のヘッジファンドも儲かるので、煽る方向に行く。
セミナーで良く勉強されているみたいで何よりです。私もこのヨーロッパの
問題興味持っているのですが、詳しいことよくわかりませんでした。
上の日記見ていると何となくわかってきた気がしますが、ヨーロッパって国力が
ありそうなのは、ドイツ、フランス、イタリアくらいで、東欧やギリシャもそうですが、スペイン、ポルトガルなどもう何世紀も衰退したままって感じがします。
歴史的には遺産や絵画がありますがそんなものだけでは飯食っていけないので、
もっとしっかりした基幹産業を育成しないといつまで経ってもダメなように思い
ます。結局ユーロになっても弱い国にしわ寄せいっちゃってるんじゃあないのか
な?だから抜本的に改革しないと回復できないように思います。
でもこんなことが株式市場に影響与えるんだから不思議だとおもうけど、影響
がある以上知っておかないと困るものね。
ドイツやイギリスでは,有権者が財政再建を真剣に考えており,財政再建派が,最近の選挙で勝利しましたね。
(これについては,日本の方が財政問題はずっと深刻だと思いますが,日本と欧州の有権者の反応が全然違うのが,興味深かったです。)
EU諸国の国民の世論として,全体的に財政再建論が支配的であれば,緊縮財政が実行されて,再び欧州経済の減速を引き起こすと考えるのが自然な気がします。
とはいえ,私も先週は,タイミングがちょっと早かったかなと思いつつも,買い出動しました(苦笑)。