堅実さんのブログ

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名月赤城山 4年11月11日(金)15時11分

(今日、11月11日は、若い女性が、ポッキーの日だととか)


 秋も次第に深まり、夜の空気は落ち着き、しみじみと深けてゆく。ここ前橋市は、丁度、赤城山の真正面に位置する。裾野の長さは、富士山に次ぐという。円錐形の山である。


 幼き頃、よく、この歌が流れた。4歳、5歳、6歳の頃か、いみじみとした音調は、幼きながらも感じられる。寂しい歌だと思った。

 この頃、思い出すのは、お婆さんである。風邪を引いた時は、豆腐屋が自転車で「豆腐、豆腐」と言って細い道を売りに来ると、豆腐を買って、食べさせてくれた。縁側の温かいところで食べていると、となりのお辰婆さんが、よく来て、石上の豆腐は硬いと言っていた。


 また秋には、縁側で、柿をむいて食べた。風邪を引くと、卵焼きをして、これも秋の温かい縁側で食べた。この頃は、豆腐も卵焼きも我が家では、ぜいたく品だった。風邪と、お婆さんの思い出です。おばあさん、ありがとう。

 

名月赤城山 昭和14年(唄:東海林太郎)昭和45年放送より  日本歌謡チャンネル 

https://www.youtube.com/watch?v=XR7GhkOgjGU  

 

 改めて聞くと、哀愁を込めた、切ない歌詞である。直立不動の、東海林太郎の印象深い。丁度、今の晩秋に向かう頃が、この歌がよく合う。


(実際の国定忠治は、こんな人物ではなく、それこそ、粗暴、乱暴なことばかりやった人物です。気に入らないのは、平然と殺し、弁護のしようのない人物です。国定には、忠治の墓があり、ギャンブル好きの人が、墓石を削り取るので、石が丸坊主になりました。その周りを鉄格子で囲ってあります。いかにも忠治らしい末路です。群馬県の大戸の関所破りをして、江戸に移送され、磔(はりつけ)になった男です。歌詞が、綺麗すぎます。)

 

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5件のコメントがあります
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    堅実さん
    2022/11/11 20:13
    りす栗  さんへ

    今でも、「名月赤城山」とか、「赤城の子守歌」は、カラオケで、スナックとか、カラオケルーム(コシダカ)なで、歌われているのでは。
    小生にとっては、今の歌は、歌いずらいのが、多いです。
    他の人も、同じでは。

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    りす栗さん
    2022/11/11 19:33
    こんばんは。

    わたしが生まれた頃にすでに懐メロだった歌は、もちろん幼いころにはまだあちこちにあふれていました。
    その後何十年たっても、懐メロといえば昭和の前半までくらいですね。
    今の歌はたとえ30年前でも懐メロとは呼ばれないですね。

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    堅実さん
    2022/11/11 19:27
    風車の弥吉 さんへ

    もう一人、「駒形茂兵衛」、「一本刀土俵入り」が、あります。

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    風車の弥吉さん
    2022/11/11 16:03
    こんこん。

      上州の 赤城といえば 忠治かな  季楽庵

      もう一人 三日月村の 紋次郎  季楽庵
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    堅実さん
    2022/11/11 15:29
    堅実 です。

    この「名月赤城山」と、「赤城の子守歌」は、何度も映画になりました。高齢の人は、見ているはずです。