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日経225先物は11時30分時点、前日比1090円高の5万0410円(+2.21%)前後で推移。寄り付きは5万0020円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万9545円)を上回る形で、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後につけた5万円を安値にロングの動きが一段と強まり、終盤にかけて5万0550円まで上げ幅を広げる場面もみられた。
前週末の米国市場の上昇に加え、高市政権に対する期待感が高まっていることが買いに向かわせた。指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]が日経平均型を押し上げている面はあるものの、東証プライムの値上がり銘柄数は9割を超えるなど全面高商状をみせており、高市政権に対する投資家の期待値の高さがうかがえる。
日経225先物は寄り付きの時点で5万円を突破し、21日につけた高値を上回ったことでショートカバーを誘う形になっただろう。ボリンジャーバンドの+2σ(5万0710円)に接近するなかで節目の5万0500円に乗せたこともあり、いったんは達成感が意識されそうだがショートは避け、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。
NT倍率は先物中心限月で15.16倍に上昇した。一時15.09倍をつける場面もみられたが、+1σ(15.07倍)が支持線として機能している。21日につけた15.25倍のほか、+2σ(15.37倍)辺りをターゲットとしたNTロングに振れやすくなる可能性がありそうだ。
株探ニュース
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