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日経225先物は11時30分時点、前日比230円高の3万8880円(+0.59%)前後で推移。寄り付きは3万8660円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8650円)にサヤ寄せする形から、小幅に上昇して始まった。寄り付き直後に付けた3万8640円を安値にロング優勢の流れとなり、終盤にかけて一時3万8910円まで上げ幅を広げる場面も見られた。その後は売り買いが交錯する流れとなり、3万8850円~3万8900円辺りでの保ち合いを継続している。
日経225先物は、終盤にかけて3万8910円まで買われたが、ナイトセッション同様、75日移動平均線(3万8920円)が抵抗線として意識されている。米長期金利の上昇や為替市場では円相場がやや円安で推移するなか、金融や輸出関連株などにリバランスとみられる買い戻しが入っているようだ。日経225先物は75日線辺りでは強弱感が対立しやすいが、13週線(3万8820円)を上回っての推移が続くようだと、ショートカバーを誘う動きが意識されてきそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.00倍に低下した。14.04倍に位置する25日線が抵抗線として意識されている。金融や輸出関連株などの買い戻しにより、相対的にTOPIX型優位の展開だが、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]、ファーストリテイリング <9983> [東証P]が日経平均型をけん引するなか、スプレッド狙いの動きは取りづらいだろう。
株探ニュース
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