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日経225先物は11時30分時点、前日比120円安の3万9380円(-0.30%)前後で推移。寄り付きは3万9200円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9135円)にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まった。寄り付きを安値に押し目待ち狙いのロングが優勢となり、現物の寄り付き後ほどなくして一時3万9620円まで買われる場面もみられた。ただし、買い一巡後は軟化し中盤にかけて下落に転じており、終盤にかけて3万9350円辺りまで下げている。
日経225先物は売り一巡後のロングの動きから、ボリンジャーバンドの+1σ(3万9510円)を上回る場面もあったが、+1σ水準をキープできず、終盤にかけて弱含む形だった。ただし、寄り付き水準を上回って推移していることもあり、ショートを仕掛けてくる動きは限られているようだ。25日移動平均線と+1σとのレンジが意識されており、オプション権利行使価格の3,万9000円から3万9500円での推移が続こう。
NT倍率は先物中心限月で14.40倍に上昇した。一時14.34倍に低下する場面もみられたが、その後は前週末の終値14.38倍を上回っての推移となった。指数インパクトの大きいところでは、ソニーグループ <6758> [東証P]、テルモ <4543> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]の3社で日経平均株価を約70円支えた一方で、東京エレクトロン <8035> [東証P]、ファーストリテイリング <9983> [東証P]、ダイキン <6367> [東証P]の3社で約70円押し下げており、大きなトレンドは出ていない。
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