決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … 安川電、吉野家ＨＤ、マニー (10月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ＯＳＧ <6136>
　20年11月期第3四半期累計(19年12月-20年8月)の連結経常利益は前年同期比62.2％減の60.4億円に大きく落ち込んだ。

▲No.3　カーブスＨＤ <7085>
　20年8月期の連結経常利益は前の期比77.8％減の11.6億円に落ち込み、21年8月期も前期比19.3％減の9.4億円に減る見通しとなった。

▲No.6　ヤマトインタ <8127>
　20年8月期の連結経常損益は7.6億円の赤字(前の期は6.6億円の黒字)に転落したが、従来予想の8.3億円の赤字を上回って着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<8016> オンワード 　　東１ 　 -10.65 　 10/ 9　　上期　　　　赤拡
<6136> ＯＳＧ 　　　　東１　　 -8.31 　 10/ 9　　　3Q　　　-62.22
<7085> カーブスＨＤ 　東１　　 -8.13 　 10/ 9　本決算　　　-19.31
<8167> リテールＰＡ 　東１　　 -7.88 　 10/ 9　　上期　　　128.90
<7427> エコーＴＤ 　　東１　　 -7.11 　 10/ 9　　上期　　　　黒転

<8127> ヤマトインタ 　東１　　 -5.87 　 10/ 9　本決算　　　　　－
<9861> 吉野家ＨＤ 　　東１　　 -5.34 　 10/ 9　　上期　　　　赤転
<6093> エスクロＡＪ 　東１　　 -5.16 　 10/ 9　　上期　　　 74.09
<9982> タキヒヨー 　　東１　　 -4.78 　 10/ 9　　上期　　　　赤転
<6555> ＭＳコンサル 　東１　　 -4.62 　 10/ 9　　上期　　　　　－

<8194> ライフコーポ 　東１　　 -4.55 　 10/ 9　　上期　　　190.47
<6506> 安川電 　　　　東１　　 -3.65 　 10/ 9　　上期　　　 -7.43
<7730> マニー 　　　　東１　　 -3.44 　 10/ 9　本決算　　　 23.46
<6323> ローツェ 　　　東１　　 -3.40 　 10/ 9　　上期　　　　6.71
<2294> 柿安本店 　　　東１　　 -2.94 　 10/ 9　　上期　　　　赤転

<6432> 竹内製作所 　　東１　　 -2.52 　 10/ 9　　上期　　　-10.01
<9945> プレナス 　　　東１　　 -2.32 　 10/ 9　　上期　　　　赤転
<6289> 技研製 　　　　東１　　 -1.84 　 10/ 9　本決算　　　 14.61
<3201> ニッケ 　　　　東１　　 -1.45 　 10/ 9　　　3Q　　　 -8.38
<3168> 黒谷 　　　　　東１　　 -1.32 　 10/ 9　本決算　　　-33.51

<8185> チヨダ 　　　　東１　　 -1.31 　 10/ 9　　上期　　　　赤転
<9993> ヤマザワ 　　　東１　　 -1.21 　 10/ 9　　上期　　　483.53
<5942> フイルコン 　　東１　　 -1.18 　 10/ 9　　　3Q　　　　4.29
<8244> 近鉄百 　　　　東１　　 -0.91 　 10/ 9　　上期　　　　赤転
<7487> 小津産業 　　　東１　　 -0.42 　 10/ 9　　　1Q　　　102.27

<1430> １ｓｔコーポ 　東１　　 -0.13 　 10/ 9　　　1Q　　　 16.47

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース