日本プロセス、今期経常を3％上方修正、配当も2円増額

　日本プロセス <9651> [東証Ｓ] が4月23日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年5月期の連結経常利益を従来予想の9.7億円→10億円(前期は9.6億円)に3.1％上方修正し、増益率が0.3％増→3.4％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.9億円→5.2億円(前年同期は5億円)に6.1％増額し、一転して4.8％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の36円→38円(前期は35円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（個別業績予想）個別業績につきましては、事業環境は全体として好調を維持しております。第４四半期の状況を勘案した結果、売上高、利益とも前回発表を上回る見通しとなりました。（連結業績予想）連結業績につきましては、個別業績予想の修正理由によるものです。※上記の業績予想については、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確定な要素を含んでおります。そのため、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。

　当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題として位置付けており、成長の源泉として利益を確保すると同時に、安定的な配当の継続と概ね連結配当性向50％以上を目標として実施することを配当の基本方針としております。期初配当予想では年間配当金を１株当たり36円としておりましたが、今後の業績動向の見通しを踏まえて、期末配当予想を１株当たり２円増配し18円から20円と引き上げることといたします。これにより、当期の年間配当金は、１株当たり38円となる予定です。