決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … 霞ヶ関Ｃ、ＵＳＭＨ、イオン北海道 (9月30日～10月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　霞ヶ関Ｃ <3498>
　22年8月期の連結経常利益は前の期比67.0％増の17.3億円に伸び、従来予想の15億円を上回って着地。

★No.2　ヤマシタＨＤ <9265>
　23年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比24.0％増の2.7億円に伸び、通期計画の5.6億円に対する進捗率は48.4％に達し、5年平均の16.6％も上回った。

★No.3　ミタチ産業 <3321>
　23年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の10.4億円に急拡大し、6-11月期(上期)計画の14億円に対する進捗率は74.4％に達し、5年平均の39.4％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3498> 霞ヶ関Ｃ 　　　東Ｇ 　 +23.31 　 10/ 4　本決算　　　 55.89
<9265> ヤマシタＨＤ 　東Ｓ　　 +7.18 　　9/30　　　1Q　　　 23.98
<3321> ミタチ産業 　　東Ｓ　　 +5.92 　　9/30　　　1Q　　　154.15
<8908> 毎コムネット 　東Ｓ　　 +4.32 　 10/ 6　　　1Q　　　178.57
<7463> アドヴァンＧ 　東Ｓ　　 +4.05 　 10/ 3　　上期　　　158.02

<3035> ＫＴＫ 　　　　東Ｓ　　 +3.56 　 10/ 3　本決算　　　　3.59
<4361> 川口化 　　　　東Ｓ　　 +2.96 　 10/ 4　　　3Q　　　 -1.15
<2493> イーサポート 　東Ｓ　　 +2.56 　 10/ 4　　　3Q　　　　黒転
<3222> ＵＳＭＨ 　　　東Ｓ　　 +2.12 　 10/ 4　　上期　　　-56.21
<9651> 日本プロセス 　東Ｓ　　 +2.06 　　9/30　　　1Q　　　 30.73

<4430> 東海ソフト 　　東Ｓ　　 +1.84 　 10/ 6　　　1Q　　　 23.65
<7512> イオン北海道 　東Ｓ　　 +1.55 　 10/ 5　　上期　　　 57.23
<2303> ドーン 　　　　東Ｓ　　 +1.00 　 10/ 6　　　1Q　　　 58.14
<2698> キャンドゥ 　　東Ｓ　　 +0.93 　 10/ 4　　　3Q　　　-54.02
<9846> 天満屋ス 　　　東Ｓ　　 +0.50 　 10/ 5　　上期　　　　1.49

<2653> イオン九州 　　東Ｓ　　 +0.27 　 10/ 5　　上期　　　 24.73
<2789> カルラ 　　　　東Ｓ　　 +0.26 　 10/ 5　　上期　　　　黒転
<3919> パイプドＨＤ 　東Ｓ　　 +0.04 　　9/30　　上期　　　 14.11

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース