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5日の日経平均は大幅に反発。401.22円高の23251.99円(出来高概算16億6000万株)で取引を終えた。米株高の流れを受け、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から10月29日高値(23008.43円)を突破して始まった日経平均は、その後も米中協議の進展期待や米株先物の強い値動きなども支援材料となり、後場半ばには23328.52円まで上げ幅を広げる局面も見られていた。売買代金は3営業日ぶりに3兆円を上回っている。
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1700を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、原油先物相場の上昇を背景に鉱業が6%超の上昇となったほか、パルプ紙、金属製品、石油石炭、ガラス土石、証券、機械、保険、海運が堅調。半面、電力ガス、空運、不動産が小幅な上昇。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>、ヤマハ<7951>、NTTデータ<9613>、ダイキン<6367>がけん引。一方で、コナミHD<9766>のほか、薬品株の一角が冴えなかった。
日経平均はギャップスタートとなり、寄り付き直後に付けた23090.94円が今日の安値になるなど、終日23000円を上回っての推移が続いた。先週は23000円回復後は、同水準が心理的な上値抵抗として意識されていただけに、この抵抗線突破でよりセンチメントは明るくなったであろう。今後は目先的な過熱感が警戒されやすく、23000円を支持線とした値固めが意識されやすいだろう。ただし、今回の上昇局面では先物主導のインデックスに絡んだ商いが中心であり、ショートポジションの巻き戻しとみられる。
また、VIX先物のショートポジションの積み上がりにより、VIXショックを警戒する向きもあり、ロングポジションは積み上がりづらいところでもある。そのため、上値追いは慎重ながらも押し目買い意欲は強い需給状況であり、結果的には先高期待の強い相場展開は継続。決算ピークで積極的には参加しづらい状況でもあり、インデックス売買などの商いに振らされやすいところでもある。
<CN>
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1700を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、原油先物相場の上昇を背景に鉱業が6%超の上昇となったほか、パルプ紙、金属製品、石油石炭、ガラス土石、証券、機械、保険、海運が堅調。半面、電力ガス、空運、不動産が小幅な上昇。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>、ヤマハ<7951>、NTTデータ<9613>、ダイキン<6367>がけん引。一方で、コナミHD<9766>のほか、薬品株の一角が冴えなかった。
日経平均はギャップスタートとなり、寄り付き直後に付けた23090.94円が今日の安値になるなど、終日23000円を上回っての推移が続いた。先週は23000円回復後は、同水準が心理的な上値抵抗として意識されていただけに、この抵抗線突破でよりセンチメントは明るくなったであろう。今後は目先的な過熱感が警戒されやすく、23000円を支持線とした値固めが意識されやすいだろう。ただし、今回の上昇局面では先物主導のインデックスに絡んだ商いが中心であり、ショートポジションの巻き戻しとみられる。
また、VIX先物のショートポジションの積み上がりにより、VIXショックを警戒する向きもあり、ロングポジションは積み上がりづらいところでもある。そのため、上値追いは慎重ながらも押し目買い意欲は強い需給状況であり、結果的には先高期待の強い相場展開は継続。決算ピークで積極的には参加しづらい状況でもあり、インデックス売買などの商いに振らされやすいところでもある。
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