レノバ、今期最終を30％下方修正

　レノバ <9519> [東証Ｐ] が2月7日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比39.4％増の59.8億円に拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の122億円→85億円(前期は26.7億円)に30.3％下方修正し、増益率が4.6倍→3.2倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の93.8億円の黒字→56.8億円の黒字(前年同期は21.4億円の赤字)に39.4％減額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は31.6億円の黒字(前年同期は5.2億円の赤字)に浮上したが、売上営業利益率は前年同期の12.1％→1.3％に急低下した。

株探ニュース