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NTTドコモのニュース
1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:モデルナのワクチン期待からショートカバーを誘う
■ビーロット、20/12下方修正 営業利益16.9億円←49.79億円
■前場の注目材料:東芝、パワー半導体に1000億円、生産能力50%増
■モデルナのワクチン期待からショートカバーを誘う
1日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。11月30日の米国市場はNYダウが271ドル安だった。予想を下回った経済指標に加え、トランプ政権が中国の半導体メーカーや中国国営の大手石油グループをブラックリストに加える可能性が報じられると米中対立への懸念が再燃。新型ウイルス感染者数が増加基調にあることや規制強化が景気の足かせとなると引き続き懸念されたほか、共和党・民主党の譲歩の姿勢が見られず間もなく議会が休会に入ることなどから年内の追加経済対策成立期待も後退したため終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の26310円。円相場は1ドル104円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い先行が意識されるが、前日の段階でグローベックスの米株先物が弱い値動きをみせていたこともあり、想定されていた流れであろう。月末の年金売りも見込まれていたこともあり、改めて米国市場の下落を嫌気する流れにもなりづらいところである。また、VIX指数は低下しておりリスクオン状態は継続しているとみられ、利食い局面においては押し目買いの好機になりそうである。また、バイオのモデルナは同社のワクチンを30日に緊急使用許可(EUA)、欧州で条件付き製造販売承認(CMA)を申請する予定を発表し急伸しており、ワクチン期待が高まりやすいところ。そのほか、ナスダックは小幅な下げにとどまっており、半導体株の一角が買われていることも安心感につながりそうである。
昨日の日経平均は5日線レベルまで調整しており、支持線として機能してくるようだと押し目買い意欲の強さが意識されてくる。一方でTOPIXは5日線を下回ってきており、NTTドコモ<9437>のリバランス一巡による反動もあったであろうが、ナスダックの底堅さが意識されやすく、225型優位の展開が見込まれよう。そのほか、昨日はマザーズが堅調だったこともあり、師走相場入りで個人主体の売買も活発化しやすく、中小型株の動向も注目されやすくなりそうである。資金の回転は速いだろうが、動意銘柄へは短期筋の資金が集中しやすいと考えられる。
また、昨日は先物市場で久しぶりにクレディスイスからまとまった売り手口がみられていた。ショートの動きも出てきやすい水準と考えられ、下値の堅さが意識される局面においてはショートカバーを狙った先物主導の動きも出てきやすいところである。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されてはいるが、ワクチン期待から押し目買い意欲も相当強そうである。
■ビーロット、20/12下方修正 営業利益16.9億円←49.79億円
ビーロット<3452>は2020年12月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の300億円から266.98億円、営業利益は49.79億円から16.90億円に下方修正している。販売用不動産として保有しているホテルを中心とした一部物件の収益性を厳格かつ保守的に再評価するとともに、予定していた一部ホテル開発計画の中止に係る特別損失を見込んだ。
■前場の注目材料
・1ドル104円30-40銭
・SOX指数は上昇(2663.49、+31.93)
・VIX指数は低下(20.57、-0.27)
・日銀のETF購入
・米経済対策への期待
・コロナ向けワクチン開発の進展
・東芝<6502>パワー半導体に1000億円、生産能力50%増
・NEC<6701>社長に森田氏、5Gなど、成長領域革新リード
・三菱重<7011>環境負荷軽減に900億円投資、来年度から
・王子HD<3861>医薬品でレクメドと提携
・大幸薬品<4574>業務用空間除菌・消臭システムのサブスク始動
・JACR<2124>期間限定・プロジェクト単位で専門性高い人材紹介
・住友理工<5191>ステアリングタッチセンサーの素材改良
・豊田合成<7282>東北大発VBに出資、ウイルス検知センサー開発
・住友ゴム<5110>自動運転車のタイヤを遠隔監視、岐阜市で公道実証
・スズキ<7269>米国子会社再編、2輪・ATVとマリン分社化
・新明和<7224>AIで故障予測、マンホールポンプを遠隔監視
・クボタ<6326>植物工場開発のプランテックスに出資、高効率の人工光型
・ユアサ商事<8074>中川金属を完全子会社化、切削工具の販売強化
・パナソニック<6752>面積49%減のウエアラブル端末用コネクター量産
・ニプロ<8086>透析事業で海外攻勢、保守一貫サービス
・塩野義薬<4507>北里研究所と共同研究、抗マラリア薬開発
・住友化学<4005>24年度にコア営業益2800億円、コロナで目標後ろ倒し
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 10月失業率(予想:3.1%、9月:3.0%)
・08:30 10月有効求人倍率(予想:1.03倍、9月:1.03倍)
<海外>
・09:30 豪・7-9月期経常収支(予想:+71億豪ドル、4-6月期:+177億豪ドル)
・10:45 中・11月財新製造業PMI(予想:53.5、10月:53.6) <ST>
■株式見通し:モデルナのワクチン期待からショートカバーを誘う
■ビーロット、20/12下方修正 営業利益16.9億円←49.79億円
■前場の注目材料:東芝、パワー半導体に1000億円、生産能力50%増
■モデルナのワクチン期待からショートカバーを誘う
1日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。11月30日の米国市場はNYダウが271ドル安だった。予想を下回った経済指標に加え、トランプ政権が中国の半導体メーカーや中国国営の大手石油グループをブラックリストに加える可能性が報じられると米中対立への懸念が再燃。新型ウイルス感染者数が増加基調にあることや規制強化が景気の足かせとなると引き続き懸念されたほか、共和党・民主党の譲歩の姿勢が見られず間もなく議会が休会に入ることなどから年内の追加経済対策成立期待も後退したため終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の26310円。円相場は1ドル104円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い先行が意識されるが、前日の段階でグローベックスの米株先物が弱い値動きをみせていたこともあり、想定されていた流れであろう。月末の年金売りも見込まれていたこともあり、改めて米国市場の下落を嫌気する流れにもなりづらいところである。また、VIX指数は低下しておりリスクオン状態は継続しているとみられ、利食い局面においては押し目買いの好機になりそうである。また、バイオのモデルナは同社のワクチンを30日に緊急使用許可(EUA)、欧州で条件付き製造販売承認(CMA)を申請する予定を発表し急伸しており、ワクチン期待が高まりやすいところ。そのほか、ナスダックは小幅な下げにとどまっており、半導体株の一角が買われていることも安心感につながりそうである。
昨日の日経平均は5日線レベルまで調整しており、支持線として機能してくるようだと押し目買い意欲の強さが意識されてくる。一方でTOPIXは5日線を下回ってきており、NTTドコモ<9437>のリバランス一巡による反動もあったであろうが、ナスダックの底堅さが意識されやすく、225型優位の展開が見込まれよう。そのほか、昨日はマザーズが堅調だったこともあり、師走相場入りで個人主体の売買も活発化しやすく、中小型株の動向も注目されやすくなりそうである。資金の回転は速いだろうが、動意銘柄へは短期筋の資金が集中しやすいと考えられる。
また、昨日は先物市場で久しぶりにクレディスイスからまとまった売り手口がみられていた。ショートの動きも出てきやすい水準と考えられ、下値の堅さが意識される局面においてはショートカバーを狙った先物主導の動きも出てきやすいところである。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されてはいるが、ワクチン期待から押し目買い意欲も相当強そうである。
■ビーロット、20/12下方修正 営業利益16.9億円←49.79億円
ビーロット<3452>は2020年12月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の300億円から266.98億円、営業利益は49.79億円から16.90億円に下方修正している。販売用不動産として保有しているホテルを中心とした一部物件の収益性を厳格かつ保守的に再評価するとともに、予定していた一部ホテル開発計画の中止に係る特別損失を見込んだ。
■前場の注目材料
・1ドル104円30-40銭
・SOX指数は上昇(2663.49、+31.93)
・VIX指数は低下(20.57、-0.27)
・日銀のETF購入
・米経済対策への期待
・コロナ向けワクチン開発の進展
・東芝<6502>パワー半導体に1000億円、生産能力50%増
・NEC<6701>社長に森田氏、5Gなど、成長領域革新リード
・三菱重<7011>環境負荷軽減に900億円投資、来年度から
・王子HD<3861>医薬品でレクメドと提携
・大幸薬品<4574>業務用空間除菌・消臭システムのサブスク始動
・JACR<2124>期間限定・プロジェクト単位で専門性高い人材紹介
・住友理工<5191>ステアリングタッチセンサーの素材改良
・豊田合成<7282>東北大発VBに出資、ウイルス検知センサー開発
・住友ゴム<5110>自動運転車のタイヤを遠隔監視、岐阜市で公道実証
・スズキ<7269>米国子会社再編、2輪・ATVとマリン分社化
・新明和<7224>AIで故障予測、マンホールポンプを遠隔監視
・クボタ<6326>植物工場開発のプランテックスに出資、高効率の人工光型
・ユアサ商事<8074>中川金属を完全子会社化、切削工具の販売強化
・パナソニック<6752>面積49%減のウエアラブル端末用コネクター量産
・ニプロ<8086>透析事業で海外攻勢、保守一貫サービス
・塩野義薬<4507>北里研究所と共同研究、抗マラリア薬開発
・住友化学<4005>24年度にコア営業益2800億円、コロナで目標後ろ倒し
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 10月失業率(予想:3.1%、9月:3.0%)
・08:30 10月有効求人倍率(予想:1.03倍、9月:1.03倍)
<海外>
・09:30 豪・7-9月期経常収支(予想:+71億豪ドル、4-6月期:+177億豪ドル)
・10:45 中・11月財新製造業PMI(予想:53.5、10月:53.6) <ST>
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