566円
エージーピーのニュース
■クラスター <4240> 436円 (+80円、+22.5%) ストップ高
クラスターテクノロジー <4240> [東証G]がストップ高。27日の日本経済新聞電子版で、「代表的なエンジニアリングプラスチック(エンプラ)の一つ、ポリアセタール樹脂の代わりとなるバイオマス素材を開発した」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、ヒマシ油から作ったポリアミドに竹炭を加えることで、ほぼ完全な植物由来ながら耐摩耗性を高めたという。新素材の名称は「PasCom(パスコン)」で、会社側によると高水準のバイオマス材料でありながら、これまでほとんどなかった摺動、耐摩耗に優れ、石油由来のPOM(ポリアセタール)やPA(ポリアミド)の摺動部材代替となりうる特性を持つという。日本有機資源協会(東京都中央区)からバイオマス度95%以上という認定を得ており、すでにサンプル提供を開始している。
■エクストリム <6033> 1,045円 (+150円、+16.8%) ストップ高
エクストリーム <6033> [東証G]がストップ高。同社はスマートフォンゲームなどの開発支援事業(人材派遣及び受託開発)を主力展開するが、M&A戦略を駆使して非ゲーム分野などの開拓にも傾注している。26日取引終了後、角川ゲームス(東京都品川区)の会社分割による吸収分割承継会社の第三者割当増資を引受け、特定子会社化することを発表、これにより、エクストリームは自社の課題であったコンテンツプロパティ事業におけるサービスラインアップの拡充を実現し、安定収益を確保できる可能性を高めたとの判断を示している。今回の買収に伴う業容拡大への思惑が投資資金を呼び込む形となった。
■日医工 <4541> 384円 (+49円、+14.6%)
東証プライムの上昇率トップ。日医工 <4541> [東証P]が急反騰。26日の取引終了後、事業再生ADR手続きで第1回債権者会議を実施したと発表。全ての取引金融機関から債権回収の一時停止で同意を得たとしていることが好材料視された。
■Mipox <5381> 691円 (+58円、+9.2%)
Mipox <5381> [東証S]が続急伸。27日付の日本経済新聞朝刊で「半導体ウエハーの受託研磨加工サービスを拡大する」と報じられており、これが好材料視されたようだ。記事によると、栃木県鹿沼市に約30億円を投じて新工場を設けており、受け入れ能力は3割増えるという。なお、同工場は同社の拠点としては最大規模となる。
■AGP <9377> 595円 (+46円、+8.4%)
エージーピー <9377> [東証S]が3日ぶりに急反発。26日の取引終了後、26年3月期に営業利益15億円以上(22年3月期1億2100万円)を目指す中期経営計画を策定したと発表しており、これを評価した買いが入った。同社技術を生かせる空港外や海外などへの事業展開を進めるほか、専門企業とのアライアンス提携強化などにより業容拡大を目指す。また、株主価値の向上などを図るため、中計期間である4年間の総還元性向100%以上を目指し、スタンダード市場での上場維持の条件である流通株式比率25%以上を満たすための施策も実施していくとしている。
■郵船 <9101> 11,310円 (+680円、+6.4%)
日本郵船 <9101> [東証P]が急反発、一時8%高の1万1520円に買われたほか、川崎汽船 <9107> [東証P]、商船三井 <9104> [東証P]など海運株が軒並み高かった。海運は業種別騰落で5%近い上昇で33業種中、断トツとなった。市場では「郵船は1対3の株式分割を発表したことが材料視されているが、 海運株全般は株主還元の高さが注目されている。直近では川崎汽は野村が投資判断を引き上げるともに、目標株価を8800円から1万4000円まで大幅に引き上げたことでマーケットの注目を浴びた。川崎汽も株価は1万円台を超えてきたことで、分割期待も膨らみやすい」(準大手証券ストラテジスト)としている。このほか、明治海運 <9115> [東証S]がストップ高で4ケタ大台を回復しマーケットの視線を集めた。明治海運はホテル事業にも展開していることで、インバウンド関連としても存在感を高めたようだ。
■キッズバイオ <4584> 263円 (+15円、+6.1%)
キッズウェル・バイオ <4584> [東証G]が続急伸。26日の取引終了後、カイオム・バイオサイエンス <4583> [東証G]とがん領域での抗体医薬品の研究を加速させることを目的に、共同研究契約を締結したと発表しており、これが好感された。キッズバイオが保有するがん領域の抗体医薬品の開発候補品について、両社の技術や知見を組み合わせ共同で研究を行うという。なお、同件による23年3月期業績への影響は軽微としている。
■豊田通商 <8015> 4,855円 (+245円、+5.3%)
豊田通商 <8015> [東証P]が3日続急伸。26日の取引終了後、子会社で国内風力発電大手のユーラスエナジーホールディングスに関して、東京電力ホールディングス <9501> [東証P]の持ち分を取得し完全子会社化すると発表しており、これが好感された。ユーラスエナジーには、豊田通商が60%、東電HDが40%出資しているが、1850億円で東電HDが保有する全株式を6月以降に取得する。なお、同件による業績への影響は軽微としている。
■芝浦機 <6104> 3,035円 (+150円、+5.2%)
芝浦機械 <6104> [東証P]が続急伸。26日の取引終了後、中国のロックダウンによる影響で開示を延期していた22年3月期決算を発表、売上高は前の期比16.3%増の1077億7700万円、最終損益は前の期の赤字から黒字転換となる37億2500万円で着地。続く23年3月期業績予想についても良好な見通しを示しており、業績回復が鮮明となったことを好感した買いが入ったようだ。今期の売上高は前期比11.3%増の1200億円、最終利益は12.7%増の42億円の見通し。引き続き電気自動車(EV)や再生可能エネルギー関連の需要拡大が追い風となる見込みで、リチウムイオン電池向けセパレーターフィルム製造装置の増産体制の構築などを進めるという。年間配当予想は前期から据え置きの75円とした。
■Lドリンク <2585> 1,570円 (+76円、+5.1%)
ライフドリンク カンパニー <2585> [東証S]が続急伸。SMBC日興証券は26日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価を1700円から2000円に引き上げた。同社はLDCブランドのミネラルウォーターや茶系飲料などの製造・販売を手掛けており、昨年12月に新規上場した。同証券では「飲料業界の値上げの波に乗れば恩恵は大きい」と指摘している。サントリー食品インターナショナル <2587> [東証P]は10月からの価格改定を発表しており、同社も小売りの強い反発がない限りは追随して値上げをするとみられている。こうしたなか、国内PET飲料に特化している同社は製品や物流の構造から、川上インフレの影響も限定的で、値上げが利益に歩留まりしやすいとみている。23年3月期の連結営業利益は従来予想の27億円を29億円(会社予想26億円)に増額修正し、24年3月期の同利益は36億円を見込んでいる。
■コラントッテ <7792> 809円 (+36円、+4.7%)
コラントッテ <7792> [東証G]が大幅続伸。27日午前11時ごろ、ジュエリー感覚で磁気を身につけ体内の「流れ」をケアする新ブランド「Lierrey(リエリィ)」が4月21日の発売から2週間で、計画販売数の約5倍と期待を大きく上回るスタートを切ったと発表しており、これが好材料視された。なお、アイテム別では、タンクトップ、ナイトブラ、ループネックレス、コインネックレスが特に好調だったという。
■日本コンセプ <9386> 1,480円 (+65円、+4.6%)
日本コンセプト <9386> [東証P]が大幅続伸。26日の取引終了後、22年12月期の配当予想について、中間・期末各15円の年30円から中間・期末各17円50銭の年35円へ引き上げると発表したことが好感された。前期実績に対しては5円の増配となる予定だ。
■アルデプロ <8925> 49円 (+2円、+4.3%)
アルデプロ <8925> [東証S]が大幅続伸。26日の取引終了後、22年7月期の配当予想について、実質15円から20円へ増額修正したことが好感された。創立35期を迎えることを記念して記念配当5円を実施する。なお、従来予想は1円50銭だが、6月1日付で10株につき1株の割合で株式併合を予定している。
※27日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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