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バリュエンスホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 26785.02
高値 26814.92(09:03)
安値 26649.13(09:21)
大引け 26775.79(前日比 -314.97 、 -1.16% )
売買高 10億5721万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆4239億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、2万7000円台を大きく下回る
2.ハイテク株中心に売られた前週末の米株市場に追随
3.米長期金利の上昇が嫌気され、米企業の決算も警戒
4.インバウンド関連の一角買われ、個別株物色は継続
5.取引後半は個人の押し目買いなどで下げ渋る動きも
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比403ドル安と反落した。FRBの積極的な利上げに伴う景気悪化懸念で売りが優勢となった。
週明けの東京市場では、朝方から売り優勢に傾き、日経平均株価は反落し2万7000円台を再び下回った。前週末の米ハイテク株安が重荷となった。
17日の東京市場は、日経平均が反落。800円を超える大幅高をみせた前週末から一転してリスク回避ムードの強い地合いとなった。前週末の米国株市場では消費者の予想インフレ率を示す経済指標が事前予想を上回るなどで米長期金利が上昇、米ハイテク株が売られナスダック総合株価指数の下げが目立った。米インフレ懸念に加え、決算発表が本格化する米企業業績に対する警戒感も上値を押さえている。東京市場でもこの地合いを引き継ぐ格好となった。値下がり銘柄数は1400近くに及びプライム市場の約76%が値を下げた。ただ、急速なドル高・円安の進行を背景にインバウンド関連の一角が買われるなど、個別株の物色意欲は失われていない。取引後半は個人投資家とみられる押し目買いが観測され、日経平均は下げ渋る動きをみせた。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が軟調なほか、高水準の売買代金をこなしたファーストリテイリング<9983>も値を下げた。キーエンス<6861>、日本電産<6594>が売られ、信越化学工業<4063>も安い。エーザイ<4523>も下落した。東芝<6502>、ダイキン工業<6367>なども売りに押された。クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>、Sansan<4443>が急落、Gunosy<6047>も大幅安。パソナグループ<2168>も下値を探った。
半面、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株が総じて高く、JR東海<9022>も上昇した。日本航空<9201>もしっかり。朝安の東京エレクトロン<8035>も買い戻され小高い。プレナス<9945>はストップ高で買い物を残し、北の達人コーポレーション<2930>が商いを膨らませ大幅高、テラスカイ<3915>、セラク<6199>も値を飛ばした。日本駐車場開発<2353>、三越伊勢丹ホールディングス<3099>も高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、三越伊勢丹 <3099>、川崎汽 <9107>、商船三井 <9104>、コナミG <9766>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約8円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、ダイキン <6367>、信越化 <4063>、第一三共 <4568>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約104円。
東証33業種のうち上昇は海運業、空運業、陸運業の3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)銀行業、(3)パルプ・紙、(4)鉄鋼、(5)水産・農林業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)卸売業、(2)鉱業、(3)医薬品、(4)保険業、(5)化学。
■個別材料株
△CSS <2304> [東証S]
インバウンド恩恵を見込み新値街道まい進。
△北の達人 <2930> [東証P]
新規獲得件数が想定上回り23年2月期業績予想を上方修正。
△串カツ田中 <3547> [東証S]
第3四半期経常益の通期計画超過を好感。
△ロコンド <3558> [東証G]
上限12万株の自社株買いを材料視。
△No.1 <3562> [東証S]
3~8月期営業6割増益で通期上振れ期待。
△テラスカイ <3915> [東証P]
ソリューション事業好調で23年2月期利益予想を上方修正。
△BeeX <4270> [東証G]
上期営業利益の通期計画に対する進捗率は85%。
△セラク <6199> [東証P]
エンジニア稼働数拡大などで23年8月期営業益予想60%増。
△バリュエンス <9270> [東証G]
今期も大幅増収増益へ。
△プレナス <9945> [東証P]
1株2640円でMBO実施。
▼パソナG <2168> [東証P]
6~8月期大幅減益がネガティブサプライズ。
▼クリレスHD <3387> [東証P]
6~8月期最終益98%減で失望売り広がる。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)プレナス <9945>、(2)北の達人 <2930>、(3)テラスカイ <3915>、(4)セラク <6199>、(5)RPA <6572>、(6)BEENOS <3328>、(7)ヤマエGHD <7130>、(8)川崎汽 <9107>、(9)マルマエ <6264>、(10)アンファク <7035>。
値下がり率上位10傑は(1)クリレスHD <3387>、(2)Sansan <4443>、(3)Gunosy <6047>、(4)マネフォ <3994>、(5)パソナG <2168>、(6)JINSHD <3046>、(7)ヨシムラHD <2884>、(8)ラクス <3923>、(9)IDOM <7599>、(10)サーバワクス <4434>。
【大引け】
日経平均は前日比314.97円(1.16%)安の2万6775.79円。TOPIXは前日比18.63(0.98%)安の1879.56。出来高は概算で10億5721万株。東証プライムの値上がり銘柄数は384、値下がり銘柄数は1390となった。東証マザーズ指数は715.00ポイント(0.58ポイント安)。
[2022年10月17日]
株探ニュース
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