734円
デリバリーコンサルティングのニュース
■エヌリンクス <6578> 352円 (+80円、+29.4%) ストップ高
エヌリンクス <6578> [東証S]がストップ高。14日の取引終了後、人材業界でマーケティング事業を展開しているFULL-FILL(フルフィル、東京都渋谷区)との間で広告取引に関する業務提携を開始したと発表した。エヌリンクスのSEO技術とメディア運営のノウハウを、フルフィル社の代理店事業と掛け合わせることで顧客価値の向上を図るという。これが買い材料視されたようだ。
■Aバランス <3856> 2,814円 (+500円、+21.6%) ストップ高
Abalance <3856> [東証S]がストップ高。14日の取引終了後、24年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.7%減の1085億4300万円と減収だったが、営業利益は同2.0倍の100億5700万円と大幅増益となり、通期計画に対する進捗率は約64%となった。過年度の決算短信の訂正を発表したが、影響は比較的軽微なものにとどまったとの受け止めもあって、アク抜け感をもたらす方向に作用し、買いを集める要因となったようだ。12月中間期は太陽光パネルの単価下落が売上高を押し下げる要因となった。一方、セル工場の稼働と太陽光パネル製造事業での生産効率の向上が利益を押し上げる要因となった。未定としていた中間配当は3円とした。前期の中間配当と同額となる。
■デリバリコン <9240> 907円 (+150円、+19.8%) ストップ高
デリバリーコンサルティング <9240> [東証G]がストップ高。14日取引終了後に24年7月期連結業績予想の上方修正を発表。売上高を26億5200万円から27億6700万円(前期比26.3%増)へ、営業利益を1億3100万円から2億3700万円(同4.5倍)へ引き上げており、これを好感した買いが集まった。パートナーシップ強化による案件獲得量の向上に加え、コンサルタント稼働率の向上と高付加価値案件の獲得による単価向上が業績を押し上げる。なお、同時に発表した23年8月-24年1月期決算は、売上高が13億6600万円(前年同期比31.0%増)、営業利益が1億6700万円(同3.5倍)だった。
■エニグモ <3665> 391円 (+56円、+16.7%)
東証プライムの上昇率トップ。エニグモ <3665> [東証P]が3日ぶり急反騰。14日の取引終了後、24年1月期の単体決算を発表した。売上高は前の期比9.7%減の62億300万円だったのに対し、最終利益は同17.7%増の8億3800万円となった。直近3ヵ月間となる11-1月期の最終利益は前年同期と比べて4倍となった。第3四半期累計の決算発表時点で大幅な最終減益だった同社が一転して、通期での最終増益で着地したとあって、評価されたようだ。為替変動やリアル店舗への客足回帰が響き、通期では減収となったが、投資有価証券の売却に伴う特別利益が寄与した。25年1月期の業績予想は開示していない。
■鎌倉新書 <6184> 700円 (+100円、+16.7%) ストップ高
東証プライムの上昇率2位。鎌倉新書 <6184> [東証P]がストップ高。14日取引終了後に25年1月期連結業績予想を発表し、売上高を前期比23.7%増の72億5000万円、営業利益を同34.8%増の11億円とした。売上高、営業利益とも前期に続き過去最高を更新する見通しとなり、これを好感した買いが膨らんだ。既存事業の拡大に加え、顧客視点で生まれた新たなサービスの拡大にまい進していく方針。同時に発表した24年1月期決算は、売上高が前の期比17.1%増の58億5900万円、営業利益が同18.9%増の8億1600万円。配当は創立40周年記念配当1円を含む4円(前の期2円50銭)だった。あわせて、27年1月期を最終年度とする中期経営計画を発表。最終年度に売上高120億円、営業利益25億円を目指す。
■巴工業 <6309> 4,540円 (+640円、+16.4%)
東証プライムの上昇率3位。巴工業 <6309> [東証P]が続急騰。同社は14日取引終了後、24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.0倍の11億2000万円となり、通期計画41億8000万円に対する進捗率は26.8%となった。売上高は同9.1%増の121億3800万円で着地。機械製造販売事業と化学工業製品販売事業の販売がともに増加したことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
■ブレインズ <4075> 1,095円 (+150円、+15.9%) ストップ高
ブレインズテクノロジー <4075> [東証G]がストップ高。14日の取引終了後、24年7月期第2四半期累計(23年8月-24年1月)の単体決算を発表。売上高は前年同期比10.5%増の4億6300万円で、営業損益は2100万円の黒字(前年同期は4200万円の赤字)となった。中間期とともに直近3ヵ月間となる11-1月期でも営業黒字に転換しており、評価されたようだ。ソフトウェアライセンス数が堅調に増加したほか、製品開発へのリソース集中に伴う研究開発費の圧縮効果が出た。販管費も減少し、利益を押し上げる要因となった。
■鴻池運輸 <9025> 2,058円 (+242円、+13.3%)
東証プライムの上昇率4位。鴻池運輸 <9025> [東証P]が続急騰。同社は14日取引終了後、24年3月期通期の連結業績予想と期末配当計画を引き上げたことが好感されたようだ。売上高予想は従来の3110億円から3135億円(前期比0.5%増)、営業利益予想は143億円から164億円(同23.8%増)にそれぞれ上方修正。空港関連で国際旅客便の復便などで取扱量が増加したことや、鉄鋼・エンジニアリング関連でスポット作業を獲得したことが主な要因だとしている。また、期末配当を従来計画比11円増額の38円にすることも明らかにした。これにより、中間配当の24円をあわせた年間配当は62円(前期は42円)となる。
■笑美面 <9237> 2,293円 (+251円、+12.3%) 一時ストップ高
笑美面 <9237> [東証G]が4日続急騰、一時ストップ高となった。14日の取引終了後に24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の単体決算を発表した。営業収益は2億6300万円、営業利益は1000万円となった。同社は前期の第1四半期について四半期財務諸表を作成しておらず、決算短信の経営成績に前年同期と比較した増減率の記載はない。一方、決算説明資料によると、営業収益は前年同期比で2.1倍となり、営業損益は黒字転換を果たしたことが示されており、これをポジティブ視した買いが集まったようだ。コーディネーターの拡充や組織的な営業力の強化が奏功し、シニアホーム紹介サービスでの成約数が順調に拡大した。
■うるる <3979> 1,677円 (+112円、+7.2%)
うるる <3979> [東証G]が続急伸。同社は14日取引終了後、自社が運営する官公庁・自治体・独立行政法人向け購買調達サービス「調達インフォ」が、総務省の入札情報の提供(公的建設工事)の請負業務を受託したと発表。「調達インフォ」は、全国約8300機関以上の入札・落札情報を官公庁や自治体の調達担当者が閲覧し、情報収集できるGovtech(ガブテック:行政が民間企業のテクノロジーを活用して、電子申請やデジタル化などを進める取り組み)サービス。同社では今後も多くの公的機関の調達における業務効率化及びデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援していくとしている。
■ダイダン <1980> 2,152円 (+115円、+5.7%)
東証プライムの上昇率9位。ダイダン <1980> [東証P]が4日続急伸。14日の取引終了後、24年3月期の連結業績と配当予想の修正を発表。最終利益の見通しを71億円から85億円(前期比28.3%増)に引き上げた。期末配当予想も増額修正しており、株価を支援したようだ。手持ち工事の利益改善が進んだほか、政策保有株式の縮減に伴う売却益の計上も寄与する。今期の売上高予想は据え置いた。期末配当予想は15円増額して45円に引き上げた。同社は昨年10月1日付で1対2の株式分割を実施した。株式分割前のベースでは、修正後の期末配当予想は90円、年間配当予想は145円(前期実績は100円)となる。
■アイダ <6118> 893円 (+46円、+5.4%)
アイダエンジニアリング <6118> [東証P]が続急伸。14日の取引終了後、取得上限230万株(自己株式を除く発行済み株数の3.59%)、または20億円とする自社株買いの実施を発表。期間は4月1日から6月30日まで。取得した株式は7月31日付ですべて消却する。
■パス <3840> 156円 (+8円、+5.4%)
パス <3840> [東証S]が3日ぶり急反発。14日の取引終了後、日本ライフケアサイエンス(鹿児島県鹿児島市)がパスの株式を新たに5%を超えて保有していることが判明し、思惑買いを誘ったようだ。同日に財務省に提出された大量保有報告書によると、日本ライフケアサイエンスの保有比率は7.32%。保有目的には「政策投資、重要提案行為等を行うこと」と記載している。報告義務発生日は7日。
■免疫生物研 <4570> 549円 (+26円、+5.0%)
免疫生物研究所 <4570> [東証G]が続急伸。14日の取引終了後、イタリアの303 Pharma社との間でOEM契約を締結し、遺伝子組み換えカイコにより産生された「ヒト型コラーゲン1」を303 Pharmaの自社ブランド製品として提供することになったと発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。免疫生物研はこれまでヒト型コラーゲン1について、審美医療目的の美容機器製品領域など、化粧品分野以外での製品開発や製造のノウハウを持ち合わせていなかった。製薬メーカーや医療機関などのネットワークを持つ303 Pharmaは、ヒト型コラーゲン1を用いた美容機器製品などの開発に成功しており、同社からのOEM製造の依頼を受けたことから、契約の締結に至ったという。
■プロト <4298> 1,395円 (+64円、+4.8%)
プロトコーポレーション <4298> [東証P]が大幅続伸。14日の取引終了後、24年3月期の期末配当予想の修正を発表した。これまでの予想から7円50銭増額し25円に見直し、好感されたようだ。年間配当予想は42円50銭(前期比7円50銭増配)となる。
■INPEX <1605> 2,206円 (+94円、+4.5%)
INPEX <1605> [東証P]が大幅続伸。そのほか、石油資源開発 <1662> [東証P]も大幅続伸となった。14日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前日13日比1.54ドル高の1バレル=81.26ドルに上昇。一時、81.62ドルと昨年11月上旬以来、4ヵ月ぶりの高値をつけた。国際エネルギー機関(IEA)が14日に発表した3月の石油市場リポートで、世界の石油需要の見通しを上方修正したことを受け、原油価格は上昇した。原油価格の上昇を背景にINPEXなどに見直し買いが流入した。
■アオイ電子 <6832> 2,551円 (+102円、+4.2%)
アオイ電子 <6832> [東証S]が5日ぶり大幅反発。14日取引終了後、100万株(自己株式を除く発行済み株数の8.33%)を上限に、15日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。買い付け価格は14日終値の2449円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、アオイ電子は15日予定通り自社株取得を行った。約定数量は80万株だった。
■梅の花 <7604> 1,063円 (+38円、+3.7%)
梅の花 <7604> [東証S]が大幅続伸。15日午後1時ごろ、24年4月期連結業績予想の修正を発表。売上高を298億8400万円から296億9000万円(前期比7.5%増)へ引き下げた一方、最終利益を3億2200万円から7億6400万円(前期4億4000万円の赤字)へ大幅に引き上げており、これを好感した買いが向かった。コロナ禍を契機としたライフスタイルの変化に伴い、深夜時間帯の飲食需要が減退するなど厳しい状況が続いているという。収益向上に向けた各種取り組みに加え、投資有価証券売却益の計上もあり利益は上振れした。
■日産自 <7201> 581.6円 (+18円、+3.2%)
日産自動車 <7201> [東証P]が大幅高で4日続伸。そのほか、ホンダ <7267> [東証P]が強含みの展開となった。両社が電気自動車(EV)分野での包括的な協業に向け、15日にも覚書を結ぶことが明らかになったと、国内外のメディアが相次いで報じた。前日14日にすでに両社がEV分野での協業を検討していると伝わっていたが、今回の報道を受けて、改めて協業効果を意識した買いが入った。15日取引終了後に両社の社長が出席する記者会見が開かれるという。包括的な協業を通じ、両社はEV部品の共通化や共同調達などを進めるとみられている。日産自の子会社である日産車体 <7222> [東証S]も上げ幅を拡大。日産自とアライアンスの関係にある三菱自動車工業 <7211> [東証P]は堅調に推移した。
■オカモト <5122> 5,110円 (+90円、+1.8%)
オカモト <5122> [東証P]が4日続伸。14日の取引終了後、創立90周年記念配当の実施を発表した。これに伴い、これまで55円としてきた期末配当予想について、記念配当25円を加えて80円に見直しており、好感されたようだ。年間配当予想は記念配当を含めて135円となる。前期の年間配当は110円だった。
※15日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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