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栗林商船のニュース
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:注目の≪海運株≫まとめ!昨年末のバルチック海運指数の上昇で思惑【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年1月9日10時に執筆
コロナが落ち着いたら海運株の高騰も落ち着くのでは…なんて言われていましたが、どうも海運株への物色は2024年も続いているようです。この勢いはどこまで続くのか、しっかりと注視して参ります。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
昨年12月に、ばら積み船の総合的な市況を表すバルチック海運指数が急上昇してきた事を受けて、海運株が改めて物色されました。海運大手を見てみますと、上昇トレンドで高値を更新しているにもかかわらず、低PER・PBRで高配当の銘柄もありますな。
イスラエルなど中東が戦争で荒れている事もあり、紅海で武装組織が商業船を襲撃する事件が報告されました。船への襲撃は許されない犯罪ですが、迂回ルートの選択を強いられた事で輸送コストが上昇する結果となりました。それによって投資家からの利益の上振れ期待が高まり、資金が集中しているようです。
代表的な海運株で売上国内首位の日本郵船<9101>は、年が明けて1月5日に高値を更新しました。商船三井<9104>も似たようなチャートを描いております。日立造船系の中型ばら積み船を手掛ける内海造船<7018>は小型株らしく足が軽いですな。外部環境に振り回された2023年でしたが、海運株は堅調なチャートを形成しております。
既に値上がりしている銘柄にエントリーするのは投資家としての勇気がいりますが、「まだ上値を目指せるはず」と予想するのもまた、投資家の醍醐味とも言えます。まして海運や造船に関連する銘柄は数多ありますので、出遅れ感から思惑買いを誘因する余地はまだ残っているようには思えますし、あたくし自身、目先の相場ではしばらく監視を強めていくつもりです。
例えば船舶ディーゼル発電用補機の大手であるダイハツディーゼル<6023>は海運・造船関連として注視したいですな。直近では米運用会社のカナメキャピタルの買い増しが伝わると、思惑買いが流入しました。PBRは1倍割れが続いている事から、配当方針について「配当性向30%を目途に下限1株当たり15円を基準とする」と発表しております。
中大型のばら積み船を主力とする名村造船所<7014>は、直近の社長の記者会見が好材料となった模様。新造船事業が新たな成長局面に入ったとの発表が好感されました。PERは割安で、チャートはどこまで下値を切り上げるか監視です。
同じく底堅く上昇トレンドを形成している飯野海運<9119>も注視しております。24年3月期の決算は過去最高益というわけではありませんが、10月31日の決算発表では上方修正に加えて増配しており、次の決算でも何かサプライズがあるか監視中。
日本郵船が大株主の共栄タンカー<9130>は、直近の業績は軟調ながらも思惑買いが流入し、株価を刺激しているようです。PBRは1倍割れで、時価総額も100億以下ですので個人投資家の買いを呼び込むか…。
船主業を主力とする明海グループ<9115>は、底を打ってじわじわと切り返しております。業績に関しても24年3月期の営業利益は、過去最高益を更新する見通しですな。為替変動リスクを想定しながら、同社のチャートを注視しております。
最後は栗林商船<9171>です。昨年11月に、同社等が特許を持つ新型舵「ゲートラダー」によって燃費性能が向上したとの報道は好材料となりました。年が明けてからも海運関連への物色から短期資金が流入すると、一時的に1000円台を付けました。中長期で見れば上昇トレンドを形成しており、低PBRは要チェックですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2024年1月9日10時に執筆
コロナが落ち着いたら海運株の高騰も落ち着くのでは…なんて言われていましたが、どうも海運株への物色は2024年も続いているようです。この勢いはどこまで続くのか、しっかりと注視して参ります。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
昨年12月に、ばら積み船の総合的な市況を表すバルチック海運指数が急上昇してきた事を受けて、海運株が改めて物色されました。海運大手を見てみますと、上昇トレンドで高値を更新しているにもかかわらず、低PER・PBRで高配当の銘柄もありますな。
イスラエルなど中東が戦争で荒れている事もあり、紅海で武装組織が商業船を襲撃する事件が報告されました。船への襲撃は許されない犯罪ですが、迂回ルートの選択を強いられた事で輸送コストが上昇する結果となりました。それによって投資家からの利益の上振れ期待が高まり、資金が集中しているようです。
代表的な海運株で売上国内首位の日本郵船<9101>は、年が明けて1月5日に高値を更新しました。商船三井<9104>も似たようなチャートを描いております。日立造船系の中型ばら積み船を手掛ける内海造船<7018>は小型株らしく足が軽いですな。外部環境に振り回された2023年でしたが、海運株は堅調なチャートを形成しております。
既に値上がりしている銘柄にエントリーするのは投資家としての勇気がいりますが、「まだ上値を目指せるはず」と予想するのもまた、投資家の醍醐味とも言えます。まして海運や造船に関連する銘柄は数多ありますので、出遅れ感から思惑買いを誘因する余地はまだ残っているようには思えますし、あたくし自身、目先の相場ではしばらく監視を強めていくつもりです。
例えば船舶ディーゼル発電用補機の大手であるダイハツディーゼル<6023>は海運・造船関連として注視したいですな。直近では米運用会社のカナメキャピタルの買い増しが伝わると、思惑買いが流入しました。PBRは1倍割れが続いている事から、配当方針について「配当性向30%を目途に下限1株当たり15円を基準とする」と発表しております。
中大型のばら積み船を主力とする名村造船所<7014>は、直近の社長の記者会見が好材料となった模様。新造船事業が新たな成長局面に入ったとの発表が好感されました。PERは割安で、チャートはどこまで下値を切り上げるか監視です。
同じく底堅く上昇トレンドを形成している飯野海運<9119>も注視しております。24年3月期の決算は過去最高益というわけではありませんが、10月31日の決算発表では上方修正に加えて増配しており、次の決算でも何かサプライズがあるか監視中。
日本郵船が大株主の共栄タンカー<9130>は、直近の業績は軟調ながらも思惑買いが流入し、株価を刺激しているようです。PBRは1倍割れで、時価総額も100億以下ですので個人投資家の買いを呼び込むか…。
船主業を主力とする明海グループ<9115>は、底を打ってじわじわと切り返しております。業績に関しても24年3月期の営業利益は、過去最高益を更新する見通しですな。為替変動リスクを想定しながら、同社のチャートを注視しております。
最後は栗林商船<9171>です。昨年11月に、同社等が特許を持つ新型舵「ゲートラダー」によって燃費性能が向上したとの報道は好材料となりました。年が明けてからも海運関連への物色から短期資金が流入すると、一時的に1000円台を付けました。中長期で見れば上昇トレンドを形成しており、低PBRは要チェックですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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