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W TOKYOのニュース
<動意株・8日>(大引け)=カンロ、アドテスト、新東工など
カンロ<2216.T>=後場急動意。午後1時30分ごろに発表した24年12月期連結業績予想で、売上高303億円(前期比4.4%増)、営業利益34億5000万円(同1.8%増)、純利益25億円(同1.5%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を前期比14円増の72円としたことが好感されている。飴(ハードキャンディ)やグミで既存主力ブランドのシェア拡大を図るとともに、Z世代向けや生活者ニーズに対応した商品開発で売上高の伸長を狙う。また、2月出荷分から一部商品の価格改定や内容量の変更を実施することも寄与する見通しだ。
アドバンテスト<6857.T>=大幅高で切り返す。今週5日につけた上場来高値6256円を大幅に更新した。前日の米国株市場では半導体関連株が総じて買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反発し再び最高値を視野に入れる位置にいるが、そのなか画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディア<NVDA>が2.7%高に買われ上場来高値を更新した。GPUの独占的な供給元で生成AI関連のシンボルストックであるエヌビディアの上昇トレンドが止まらない。このエヌビディアが製造するGPU向けのテスター(検査装置)で圧倒的な納入実績を誇るのがアドテストであり、東京市場で同社株はエヌビディア関連の最右翼として脚光を浴びている。
新東工業<6339.T>=続急伸で一気に1200円台乗せ。昨年9月20日につけた高値1171円を上抜き約4カ月半ぶりに昨年来高値に買われている。自動車業界向けなどを中心に表面処理装置で高い実績を持つ。ここ自動車生産の回復が顕著で同社の商機が高まっており、同社が7日取引終了後に発表した23年4~12月期決算は営業利益が前年同期比3.1倍の33億3900万円と急拡大した。これをポジティブ視する買いが集中する形となった。時価は2018年3月以来約6年ぶりの高値圏に浮上しているが、投資指標面ではPBRが0.5倍台と極めて出遅れ感が強く、水準訂正余地の大きさが意識されている。
日本カーバイド工業<4064.T>=上昇急加速で7連騰。一気に昨年来高値を更新した。中堅化学メーカーでファインケミカルや電子材料などに幅広く展開する。足もとの収益環境は逆風が強いが、再帰反射シートなどが好調で業績に貢献しているほか、今後は半導体市況の回復を受け同社が手掛ける電子材料部門の底入れも期待できる。そうしたなか、7日取引終了後に24年3月期の最終利益を従来見通しの9億円から24億円(前期比7.2倍)に大幅増額した。これは、特許権侵害行為に対する損害賠償請求の控訴審判決に関連した特別利益計上によるもの。これに伴い、今期の年間配当を従来計画の65円から80円に15円増額し、発行済み株式数1.5%相当の14万株、金額ベースで2億円を上限とする自社株買いを実施することも併せて発表、これが株価を強く刺激する格好となっている。
W TOKYO<9159.T>=急速人気でストップ高。急速にみ合い圏を離脱。寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、気配値のまま株価を上昇させている。同社は「東京ガールズコレクション(TGC)」の運営を行っており、ロイヤルティ収入も収益に寄与している。7日取引終了後、Web3領域の合弁会社に秋元康氏とWeb3起業家の渡辺創太氏を迎え、グローバルなエンターテインメント事業を2月から始動することを発表した。秋元氏が総合プロデューサーに、渡辺氏が取締役に就任する。これを手掛かり材料に投資資金の流入が加速する格好となった。株価は1月24日につけた戻り高値2648円を一気に上抜きカイ気配のまま2000円台後半に駆け上がる展開となっている。
伊勢化学工業<4107.T>=ストップ高。7日の取引終了後に24年12月期連結業績予想を発表。売上高を前期比24.9%増の330億円、営業利益を同28.4%増の68億円とし、ともに過去最高を更新する見通しを示した。増配も計画しており、これらを好感した買いが膨らんでいる。ヨウ素の国際市況が比較的堅調に推移すると想定、塩化ニッケルの販売数量が回復することも見込む。配当予想は前期比50円増の320円とした。同時に発表した23年12月期決算は売上高が前の期比3.3%増の264億1300万円、営業利益が同41.0%増の52億9600万円だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
アドバンテスト<6857.T>=大幅高で切り返す。今週5日につけた上場来高値6256円を大幅に更新した。前日の米国株市場では半導体関連株が総じて買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反発し再び最高値を視野に入れる位置にいるが、そのなか画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディア<NVDA>が2.7%高に買われ上場来高値を更新した。GPUの独占的な供給元で生成AI関連のシンボルストックであるエヌビディアの上昇トレンドが止まらない。このエヌビディアが製造するGPU向けのテスター(検査装置)で圧倒的な納入実績を誇るのがアドテストであり、東京市場で同社株はエヌビディア関連の最右翼として脚光を浴びている。
新東工業<6339.T>=続急伸で一気に1200円台乗せ。昨年9月20日につけた高値1171円を上抜き約4カ月半ぶりに昨年来高値に買われている。自動車業界向けなどを中心に表面処理装置で高い実績を持つ。ここ自動車生産の回復が顕著で同社の商機が高まっており、同社が7日取引終了後に発表した23年4~12月期決算は営業利益が前年同期比3.1倍の33億3900万円と急拡大した。これをポジティブ視する買いが集中する形となった。時価は2018年3月以来約6年ぶりの高値圏に浮上しているが、投資指標面ではPBRが0.5倍台と極めて出遅れ感が強く、水準訂正余地の大きさが意識されている。
日本カーバイド工業<4064.T>=上昇急加速で7連騰。一気に昨年来高値を更新した。中堅化学メーカーでファインケミカルや電子材料などに幅広く展開する。足もとの収益環境は逆風が強いが、再帰反射シートなどが好調で業績に貢献しているほか、今後は半導体市況の回復を受け同社が手掛ける電子材料部門の底入れも期待できる。そうしたなか、7日取引終了後に24年3月期の最終利益を従来見通しの9億円から24億円(前期比7.2倍)に大幅増額した。これは、特許権侵害行為に対する損害賠償請求の控訴審判決に関連した特別利益計上によるもの。これに伴い、今期の年間配当を従来計画の65円から80円に15円増額し、発行済み株式数1.5%相当の14万株、金額ベースで2億円を上限とする自社株買いを実施することも併せて発表、これが株価を強く刺激する格好となっている。
W TOKYO<9159.T>=急速人気でストップ高。急速にみ合い圏を離脱。寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、気配値のまま株価を上昇させている。同社は「東京ガールズコレクション(TGC)」の運営を行っており、ロイヤルティ収入も収益に寄与している。7日取引終了後、Web3領域の合弁会社に秋元康氏とWeb3起業家の渡辺創太氏を迎え、グローバルなエンターテインメント事業を2月から始動することを発表した。秋元氏が総合プロデューサーに、渡辺氏が取締役に就任する。これを手掛かり材料に投資資金の流入が加速する格好となった。株価は1月24日につけた戻り高値2648円を一気に上抜きカイ気配のまま2000円台後半に駆け上がる展開となっている。
伊勢化学工業<4107.T>=ストップ高。7日の取引終了後に24年12月期連結業績予想を発表。売上高を前期比24.9%増の330億円、営業利益を同28.4%増の68億円とし、ともに過去最高を更新する見通しを示した。増配も計画しており、これらを好感した買いが膨らんでいる。ヨウ素の国際市況が比較的堅調に推移すると想定、塩化ニッケルの販売数量が回復することも見込む。配当予想は前期比50円増の320円とした。同時に発表した23年12月期決算は売上高が前の期比3.3%増の264億1300万円、営業利益が同41.0%増の52億9600万円だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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