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<株式トピックス>=バルチック海運指数上昇に関心
21日の東京株式市場は、前日の欧米株上昇を受け終始買いが優勢で、後場後半に一段高となり日経平均株価終値は、前週末比191円05銭高の2万841円97銭と6日続伸し、約1カ月ぶりに2万800円台を回復した。ただ、東証1部の売買代金は2兆1825億円と低水準が続いている。
きょうの東証1部業種別指数の上昇率で断然トップとなったのは「海運」。日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、明治海運<9115.T>、共栄タンカー<9130.T>など海運株が軒並み買い進まれた。ここ海運市況が改善傾向を強め、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は前週末時点で11日連続上昇し、昨年12月4日以来の1000ポイント大台突破で1048まで急上昇した。
バルチック海運指数は、一般に世界経済や商品価格の先行指標とされている。ところが、先週末に米原油先物価格がフシ目の1バレル=50ドルを割り込み3カ月ぶりの安値水準となり、国際指標となるCOMEX金先物相場も2009年2月以来となる6年5カ月ぶりの安値を更新しするなど足もとのコモディティー市場は軟調な推移となっている。バルチック海運指数上昇には理解に苦しむ状態といえる。ただ、「先行指標」であることに重点を置くならば、見方もやや変わらざるを得ない。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
きょうの東証1部業種別指数の上昇率で断然トップとなったのは「海運」。日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、明治海運<9115.T>、共栄タンカー<9130.T>など海運株が軒並み買い進まれた。ここ海運市況が改善傾向を強め、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は前週末時点で11日連続上昇し、昨年12月4日以来の1000ポイント大台突破で1048まで急上昇した。
バルチック海運指数は、一般に世界経済や商品価格の先行指標とされている。ところが、先週末に米原油先物価格がフシ目の1バレル=50ドルを割り込み3カ月ぶりの安値水準となり、国際指標となるCOMEX金先物相場も2009年2月以来となる6年5カ月ぶりの安値を更新しするなど足もとのコモディティー市場は軟調な推移となっている。バルチック海運指数上昇には理解に苦しむ状態といえる。ただ、「先行指標」であることに重点を置くならば、見方もやや変わらざるを得ない。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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