【買い】8927：明豊エンタープライズ

大量保有報告書に注目

先月22日にロバート コリックは同社株の大量保有報告書を提出した。報告書によれば、ロバート コリックの株式保有比率は5.17％となっている。

7月末から買い付けていたようだがそれ以前には保有をしていなかったようであるが、ロバート コリック氏は仮想通貨取引所であるビットトレードを経営していたことから同氏による保有には注目が集まっており、同社株を買い付けたことへの思惑は大きくなっている。

事業面に関しては新規事業として始めたM-Lots（エムロット）事業は、同社グループの不動産小口化商品で1口100万円で5口以上（500万円）から出資が可能、年に2回の収益分配が受けられるという不動産投資商品。

同商品は不動産の現物所有により相続税の節税効果などが期待できるようだ。

最近は幡ヶ谷や、三軒茶屋などの好立地物件を取得していることから、今後の収益を後押しして来ることになって行くであろう。

同社業績は下期に変調する傾向から来週13日に控えている本決算発表に期待を持ちたいと考える。