しまむらの第１四半期決算は２２％営業減益

　しまむら<8227.T>がこの日の取引終了後、第１四半期（２月２１日～５月２０日）連結決算を発表しており、売上高１３３６億４８００万円（前年同期比２．９％減）、営業利益５５億９２００万円（同２２．１％減）、純利益３７億９３００万円（同２０．７％減）となった。

　主力のしまむら事業で、３月下旬から４月中旬にかけて全国的に気温の低い日が続き、肌着や寝具などの実用商品が不振となり、既存店売上高が前年同期比５．１％減となったことが響いた。

　なお、２０年２月期通期業績予想は、売上高５６３０億円（前期比３．１％増）、営業利益３４７億３５００万円（同３６．５％増）、純利益２３４億８０００万円（同４６．８％増）の従来見通しを据え置いている。

　同時に、６月度（５月２１日～６月２０日）の月次売上速報を発表しており、既存店売上高は前年同月比２．１％減と１４カ月連続で前年実績を下回った。プライベートブランド「ＣＬＯＳＳＨＩ」のシャツやティーンズのワンピースなど婦人の夏物商品が好調だったが、販促を強化した父の日の企画や子供のスイムグッズの販売が伸び悩み、売り上げは前年実績を下回った。

出所：minkabuPRESS