決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … ファストリ、良品計画、クリレスＨＤ (10月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　ＰＲＴＩＭＥ <3922>
　22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期非連結比41.8％増の8.9億円に拡大し、通期計画の17.4億円に対する進捗率は51.2％となり、5年平均の49.9％とほぼ同水準だった。

★No.3　Ｔ－ＢＡＳＥ <3415>
　22年1月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は4億円の黒字(前年同期は2億円の赤字)に浮上し、通期計画の12億円に対する進捗率は34.0％となった。

★No.4　東京個別 <4745>
　22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は6.9億円の黒字(前年同期は7.9億円の赤字)に浮上し、通期計画の22億円に対する進捗率は5年平均の15.2％を上回る31.7％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2698> キャンドゥ 　　東１ 　 +20.36 　 10/14　　　3Q　　　-25.85
<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東１ 　 +20.07 　 10/14　　上期　　　 41.84
<3415> Ｔ－ＢＡＳＥ 　東１ 　 +13.77 　 10/14　　上期　　　　黒転
<4745> 東京個別 　　　東１　　 +8.80 　 10/14　　上期　　　　黒転
<3387> クリレスＨＤ 　東１　　 +8.35 　 10/14　　上期　　　　黒転

<4530> 久光薬 　　　　東１　　 +7.32 　 10/14　　上期　　　 23.86
<9601> 松竹 　　　　　東１　　 +5.42 　 10/14　　上期　　　　赤縮
<3198> ＳＦＰ 　　　　東１　　 +5.08 　 10/14　　上期　　　　黒転
<7420> 佐鳥電機 　　　東１　　 +5.01 　 10/14　　　1Q　　　　黒転
<7818> トランザク 　　東１　　 +4.44 　 10/14　本決算　　　　9.87

<3826> ＳＩ 　　　　　東１　　 +3.95 　 10/14　　上期　　　126.90
<7453> 良品計画 　　　東１　　 +3.32 　 10/14　本決算　　　 -0.81
<6814> 古野電 　　　　東１　　 +3.30 　 10/14　　上期　　　 67.84
<2292> ＳＦＯＯＤＳ 　東１　　 +3.17 　 10/14　　上期　　　 36.85
<8260> 井筒屋 　　　　東１　　 +3.01 　 10/14　　上期　　　　黒転

<9837> モリト 　　　　東１　　 +2.44 　 10/14　　　3Q　　　201.92
<8237> 松屋 　　　　　東１　　 +1.89 　 10/14　　上期　　　　赤縮
<9278> ブックオフＧ 　東１　　 +1.75 　 10/14　　　1Q　　　　　－
<9983> ファストリ 　　東１　　 +1.73 　 10/14　本決算　　　　1.55
<9765> オオバ 　　　　東１　　 +1.36 　 10/14　　　1Q　　　　黒転

<2379> ディップ 　　　東１　　 +0.84 　 10/14　　上期　　　-22.63
<8200> リンガハット 　東１　　 +0.80 　 10/14　　上期　　　　黒転
<8166> タカキュー 　　東１　　 +0.78 　 10/14　　上期　　　　赤縮
<9948> アークス 　　　東１　　 +0.68 　 10/14　　上期　　　-18.76
<3030> ハブ 　　　　　東１　　 +0.67 　 10/14　　上期　　　　赤縮

<2796> ファマライズ 　東１　　 +0.51 　 10/14　　　1Q　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース