1,142円
トミタのニュース
■ラクスル <4384> 3,755円 (+700円、+22.9%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。ラクスル <4384> [東証P]がストップ高。12日の取引終了後、23年1月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表。あわせて上限を11万株(発行済み株数の0.38%)、または3億円とする自社株買いを22年12月19日~23年1月31日に実施すると発表しており、これらが好感された。また、同時に発表した23年7月期第1四半期(22年8-10月)の連結決算は、売上高93億3800万円、営業利益3億9100万円、純利益9億9800万円だった。なお、22年7月期第3四半期から連結決算に移行したため、前年同期との比較はないとしている。
■グッドコムA <3475> 875円 (+150円、+20.7%) ストップ高
東証プライムの上昇率2位。グッドコムアセット <3475> [東証P]がストップ高。東京で投資用マンションの販売を行うが業績は大幅増収増益トレンドで過去最高更新を続けている。同社が12日取引終了後に発表した22年10月期の決算は売上高が400億4800万円(前の期実績342億1600万円)、営業利益が前の期比34%増の46億1200万円と高変化を示した。ホールセールの需要が旺盛で当初計画よりも高い利益率で販売を進め利益が押し上げられた。続く23年10月期は売上高が前期比58%増の630億8700万円、営業利益は同18%増の54億5300万円と高成長を継続する見通し。好業績を背景に株主還元も強化し、23年10月期は35円配当を行うが、株式分割を考慮して前期実績比で実質5円増配となる。これを評価する買いを呼び込んだ。
■神島化 <4026> 1,494円 (+254円、+20.5%)
神島化学工業 <4026> [東証S]が急反騰。12日の取引終了後に発表した第2四半期累計(5-10月)単独決算は、売上高114億7800万円(前年同期比10.6%増)、営業利益10億6000万円(同7.5%減)、純利益6億2100万円(同17.6%減)と増収減益となったものの、8-10月期では営業利益は17.5%増と2ケタ増益となっており、これが好感された。建材事業の非住宅分野で都市型高層ビル用の耐火パネルが好調に推移した。また、化成品事業では国内の医療用途・海外の健康関連のサプリメント需要好調により酸化マグネシウムが伸長し、海外の工業用途の難燃水酸化マグネシウムも順調に売り上げを伸ばした。燃料費や原材料価格の上昇で上期としては減益を余儀なくされたが、値上げや各種コストの削減を図ったことが8-10月期の増益に貢献した。なお、23年4月期通期業績予想は、売上高238億円(前期比9.2%増)、営業利益22億円(同5.9%増)、純利益15億円(同9.8%増)の従来見通しを据え置いている。
■チエル <3933> 906円 (+150円、+19.8%) ストップ高
チエル <3933> [東証S]がストップ高。12日の取引終了後、キヤノングループのキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS、東京都港区)との資本・業務提携を発表。これを好感した買いが向かった。チエルの小中高の学校現場の知見・ノウハウと、文教ICT市場におけるキヤノンITSのシステム開発力を活用し、小中高向けの新たな学校情報システムの開発を進める。キヤノンITSは東京証券取引所の立会外取引や市場買い付けを通じ、チエル株の3%程度を取得する予定。
■トミタ <8147> 964円 (+150円、+18.4%) ストップ高
トミタ <8147> [東証S]がストップ高。12日の取引終了後、株主優待制度を拡充すると発表しており、これを好感する買いが流入した。現行制度では、毎年3月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に一律でクオカード1000円分を贈呈していたが、23年3月末時点の株主から3000円分に引き上げる予定だ。
■アクシージア <4936> 1,571円 (+182円、+13.1%)
アクシージア <4936> [東証G]が急反騰し、年初来高値を更新した。同社は12日取引終了後、23年7月期第1四半期(8-10月)の連結決算を発表。営業利益が前年同期比21.8%増の3億9100万円となったことが好感されたようだ。売上高は同46.4%増の26億1900万円で着地。越境ECを含め中国国内での売り上げが好調だったことなどが寄与した。なお、通期業績予想については売上高103億5100万円(前期比26.0%増)、営業利益18億1800万円(同11.3%増)とする従来見通しを据え置いている。
■POPER <5134> 811円 (+78円、+10.6%) 一時ストップ高
POPER <5134> [東証G]が3日続急騰、一時ストップ高となった。12日の取引終了後に23年10月期業績予想を発表。営業損益を前期の赤字(2000万円の赤字)から黒字転換となる7200万円としたほか、最終損益を前期比7.1倍の5600万円としており、好業績見通しを評価した買いが入った。売上高も同35.8%増の9億300万円と好調を見込む。主力の教育事業者向け業務管理プラットフォーム「Comiru(コミル)」の更なるユーザー拡大を目指し、引き続き機能の改善や追加を進めていく。年間配当については無配を継続する見通し。同時に発表した22年10月期決算は、売上高が前の期比50.2%増の6億6500万円、最終損益が前の期の赤字から黒字転換となる700万円の黒字だった。
■萩原工業 <7856> 1,192円 (+91円、+8.3%)
東証プライムの上昇率6位。萩原工業 <7856> [東証P]が8日続急伸。13日の上昇率は一時11%を超えた。12日取引終了後、22年10月期の連結決算発表とともに、今後3ヵ年の中期経営計画を公表した。配当政策の数値目標として、25年10月期の配当性向を40%以上、総還元性向を70%、配当額を年間50円以上とする目標を示しており、株主還元姿勢を評価した買いが入ったようだ。25年10月期の売上高は330億円(22年10月期は299億5300万円)、経常利益は33億円(同16億8100万円)に伸ばす。合成樹脂事業とエンジニアリング事業それぞれで収益を拡大していく。また3ヵ年で105億円の投資も実施し、海外生産の推進などを進める。23年10月期の業績は、売上高が前期比3.5%増の310億円、経常利益が同7.0%増の18億円の見通し。年間配当予想は前期比14円増配の50円に設定した。
■明和地所 <8869> 678円 (+49円、+7.8%)
東証プライムの上昇率7位。明和地所 <8869> [東証P]が急反発。12日の取引終了後、23年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。毎年3月末時点で6単元(600株)以上を保有する株主に対して、株主専用の特設サイトで食品や電化製品、ギフトなど5000種類以上の商品と交換できる優待ポイントを保有株数に応じて4000~5万ポイント贈呈するとしている。
■オーケーケー <6205> 1,044円 (+73円、+7.5%)
ニデックオーケーケー <6205> [東証S]が3日続急伸。12日取引終了後、日本電産 <6594> [東証P]による完全子会社化に向け、同社とオーケーケーが株式交換契約を締結したと発表した。株式交換比率から算出される理論株価を意識した動きとなった。3月1日を効力発生日とし、オーケーケー1株に対し、日電産株0.128株を割り当てる。オーケーケーは2月27日に上場廃止となる予定。日電産はオーケーケーの完全子会社化が、迅速な意思決定と経営リソースの有効活用につながると判断した。
■そーせい <4565> 2,024円 (+73円、+3.7%)
そーせいグループ <4565> [東証G]が大幅反発。13日の寄り前、アッヴィ
■円谷フィHD <2767> 2,595円 (+85円、+3.4%)
円谷フィールズホールディングス <2767> [東証P]が大幅高で7日続伸。11月25日につけた2603円の年初来高値を約3週間ぶりに更新した。時価は2007年2月以来、15年10ヵ月ぶりの高値水準に浮上した。スマートパチスロが11月下旬から導入されている。出足好調で一部観測では既に国内で7万台程度が稼働しているとの見方も出ている。来年3月にはスマートパチンコも本格導入される見通しにあるが、パチンコは台数ベースで240万台弱と、パチスロの150万台弱と比べても市場が大きく、パチンコ関連業界には強力な追い風が吹いている。円谷フィHDは遊技機の企画・販売を手掛ける商社としてこの恩恵を受ける。また、同社では「ウルトラマンのトレーディングカードが中国で極めて好調に売り上げを伸ばし収益に貢献している」(会社側)としている。
■ツツミ <7937> 1,953円 (+32円、+1.7%)
ツツミ <7937> [東証S]が反発。12日の取引終了後、445万480株(発行済み株数の22.16%)の自社株を12月30日付で消却すると発表したことが材料視された。なお、消却後の発行済み株数は1563万株となる予定だ。
■塩野義 <4507> 6,973円 (+110円、+1.6%)
塩野義製薬 <4507> [東証P]が3日続伸、後場上げ幅を拡大した。13日午後1時ごろ、新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ錠」について、日本政府と追加購入に関する契約を締結したと発表しており、好材料視された。今回の契約は、日本政府が100万人分のゾコーバを追加購入するもの。なお、23年3月期業績予想には織り込み済みとしている。
■レーザーテク <6920> 26,315円 (+405円、+1.6%)
レーザーテック <6920> [東証P]が反発。ここ大商いのなかも方向感が定まらず上下に不安定な動きを続けていたが、足もとでは買い優勢に傾いた。前日12日の米国株市場ではエヌビディア
■鴻池運輸 <9025> 1,603円 (+22円、+1.4%)
鴻池運輸 <9025> [東証P]が5日続伸し年初来高値を更新。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は12日、同社株のレーティングの「オーバーウエイト」を継続するとともに、目標株価は2000円から2200円に引き上げた。同証券では構造改革及びリオープニング(経済再開)銘柄として推奨している。23年3月期は空港関連業務の営業損益は赤字見通しだが、構造改革効果により、全社営業利益は128億3600万円(会社予想127億円)とコロナ禍前の19年3月期の水準(110億円)を超えると予想。24年3月期以降はエアラインの就航率の回復も視野に入れており、同利益は141億3600万円に拡大するとみている。また、配当性向30%を目安としていることから23年3月期の年間配当は会社計画の36円から50円に引き上げられる、と予想している。
■不二家 <2211> 2,609円 (+29円、+1.1%)
不二家 <2211> [東証P]が4日ぶりに反発。12日の取引終了後、菓子商品の一部を23年3月1日出荷分から順次値上げすると発表しており、好材料視された。カントリーマアムやホームパイなどを約6~15%値上げする。また、ミルキーなどの4商品については内容量を減らす。世界的な原材料価格の高騰や物流費の上昇などに加えて、原油価格高騰による包装資材価格の上昇が続いており、長期化が予測されることから、今回の価格改定及び内容量の変更に至ったとしている。
※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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