安定収益基盤に成長事業上乗せ期待でリバウンド狙い
セイコーグループの中核を担い、腕時計で国内首位級を誇る。電子部品やシステムソリューションも手がけており、金融関連ソフトウェアやタクシー向けの決済端末、非接触IC用端末の開発なども行う。安定した腕時計、ムーブメントからなる収益基盤の上に新規事業基盤を構築。
今期は前期の落ち込みを跳ね除けて大幅増益見込み、とくに電子デバイス事業を中心に堅調に推移しており、半導体製造設備向けの高機能金属製品の伸びが寄与。また、中国の越境ECを通じた販売戦略が奏功したことも大きい。新製品投入とアジアや欧州向けの海外展開加速で、成長期待が醸成されている。
株価は200日移動平均線を下回る推移を続けてきたが、足元では主力株の見直し買いなどに伴い水準を切り上げ。目先は2月市場暴落時の水準を回復する動きが継続するとみる。株価バリュエーションはPER10倍台でPBRは1倍台前半と割安感が漂い、テクニカル指標は上昇を示唆。過去の価格帯別出来高の最も戻り売りが警戒される水準を抜け出し、騰勢を強めていくと思われる。
業種:精密機器
時価総額:1168億円
PER:10.61倍
PBR:1.11倍
今期は前期の落ち込みを跳ね除けて大幅増益見込み、とくに電子デバイス事業を中心に堅調に推移しており、半導体製造設備向けの高機能金属製品の伸びが寄与。また、中国の越境ECを通じた販売戦略が奏功したことも大きい。新製品投入とアジアや欧州向けの海外展開加速で、成長期待が醸成されている。
株価は200日移動平均線を下回る推移を続けてきたが、足元では主力株の見直し買いなどに伴い水準を切り上げ。目先は2月市場暴落時の水準を回復する動きが継続するとみる。株価バリュエーションはPER10倍台でPBRは1倍台前半と割安感が漂い、テクニカル指標は上昇を示唆。過去の価格帯別出来高の最も戻り売りが警戒される水準を抜け出し、騰勢を強めていくと思われる。
業種:精密機器
時価総額:1168億円
PER:10.61倍
PBR:1.11倍