ミズノ、前期経常を21％下方修正

　ミズノ <8022> が4月22日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の75億円→59億円(前の期は77.1億円)に21.3％下方修正し、減益率が2.8％減→23.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の34.8億円→18.8億円(前年同期は42.4億円)に45.9％減額し、減益率が17.9％減→55.6％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症の流行拡大により、得意先店舗や自社直営店舗、運営するスポーツ施設において営業を自粛したことや、不要不急の外出を控える動きにより、来客数が著しく減少しました。また、中国の生産委託先工場の稼働率低下や操業停止等により納期遅延が発生し、一部商品の販売が来期に先送りになったことや、各種スポーツイベントが中止になったことなどにより、売上高は予想を下回る見込みとなりました。　以上のことから、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を上記のとおり修正いたします。　(注）本業績予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成しており、実際の業績は様々な要因により異なる可能性があります。