日経平均は32円高でスタートもマイナス転換、任天堂やスタートトゥが下落

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;22740.05;+32.67TOPIX;1721.95;+1.64


[寄り付き概況]

　本日の日経平均は前日比32.67円高の22740.05円で取引を開始した。前日の米国市場はレーバーデーの祝日で休場だったが、朝方は円相場が落ち着いた推移だったことから、東京市場では前日の株価下落に対する自律反発の動きが先行した。ただ、米国ではトランプ大統領が6日以降に対中追加関税を発動させる意向であり、積極的な買いを手控えるムードが強まっていることから、寄り付き後の日経平均はマイナス転換。その後は円相場の上昇とともに下げ幅を広げている。東証1部の値下がり数は全体の6割弱。

　セクター別では、パルプ・紙、証券・商品先物取引業、水産・農林業が上昇。反面、石油・石炭製品、鉱業、ゴム製品は下落している。売買代金上位では、エムスリー<2413>や信越化学<4063>、決算発表のピジョン<7956>が買われている一方で、スルガ銀行<8358>や楽天<4755>は売られている。本日もしくは明日、日経平均の定期入れ替え発表があるとみられているが、新規採用候補とされる任天堂<7974>やスタートトゥ<3092>は下落している。
＜US＞