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日経225先物は11時30分時点、前日比180円高の3万9300円(+0.46%)前後で推移。寄り付きは3万9450円と、シカゴ日経平均先物(3月限)清算値(3万9470円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。寄り付き直後に付けた3万9460円を高値に軟化し、現物の寄り付き後ほどなくして3万9180円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、その後は利食いをこなしながらリバウンド基調を継続しており、3万9300円台での底堅さが意識されている。
日経225先物は、買い先行で始まった東京エレクトロン <8035> [東証P]、レーザーテック <6920> [東証P]、SCREENホールディングス <7735> [東証P]など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下落に転じており、日経平均型の重荷となった。ただし、3万9180円まで軟化した後は持ち直し、ボリンジャーバンドの+2σ(3万9340円)辺りでの攻防を見せており、上向きで推移する+2σに沿ったトレンドを形成するなか、ショートは仕掛けづらいだろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.65倍に低下した。寄り付きは14.73倍と上昇して始まったが、その後はNTロングの利益確定に伴うリバランスの動きが優勢になったようだ。+2σに上値を抑えられる格好となるなか、14.57倍辺りに位置する+1σ辺りまで低下してくるようだと、改めてNTロングに向かわせそうだ。
株探ニュース
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