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スター精密のニュース
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクの一角が重荷となる可能性~
27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテクの一角が重荷となる可能性
■日産自、24/3上方修正 営業利益5500億円←5200億円
■前場の注目材料:ニチコン、EV製品を海外展開、充電規格を注視、戦略練る
■ハイテクの一角が重荷となる可能性
27日の日本株市場は、こう着感が強まりそうだ。26日の米国市場はNYダウが82ドル高、ナスダックは17ポイント安だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え警戒感から売り先行で始まった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで予想通り0.25%の利上げ再開を決定した。パウエル議長が今後の政策をデータ次第で会合ごとに決定していく方針を示すと、利上げペースが鈍化するとの見方から買い戻しの流れとなり、NYダウはプラスに転じた。一方でハイテク株の一角が弱い値動きとなり、ナスダックは下げを埋められず、3日ぶりに反落。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比70円安の32530円。円相場は1ドル140円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢で始まることになりそうだ。取引終了後に四半期決算を発表したメタ・プラットフォームズは1株利益が予想を上回り、時間外取引で買われていることは材料視されそうだ。ただし、ハイテク株の一角が弱い値動きだったことからSOX指数は下落しており、インパクトは限られそうである。
FOMCは予想通りの内容で通過したことから、買い戻しの動きは意識されやすい面はある。一方で、日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなることから、引き続き積極的な売買は手控えられやすいところだろう。日経平均は足もとで25日線に上値を抑えられる状況が続いているが、下値の堅さは意識されるものの、同線を明確に上放れてくるまでは、リバウンド機運は高まらないと考えられる。
また、決算発表が本格化するなか、アドバンテスト<6857>の第1四半期業績はコンセンサスを下回った。直近では決算への警戒から弱い値動きを見せていたが、支持線として意識されている25日線を割り込んでくるようだと、持ち高調整の売りが強まりやすいだろう。指数インパクトが大きいこともあり、センチメント悪化へもつながる可能性があるため、まずは決算反応を見極めたい。なお、アドバンテストは生成AI関連では高性能メモリー向けの投資が下期にかけて大きくなるとしており、底堅さがみられてくることが期待されよう。そのほかは、上方修正を発表した日産自<7201>に関心が集まりやすいほか、直近IPO銘柄などでの短期的な売買に向かわせそうだ。
■日産自、24/3上方修正 営業利益5500億円←5200億円
日産自<7201>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は12兆4000億円から12兆6000億円、営業利益を5200億円から5500億円に上方修正した。コンセンサス(5200億円程度)を上回る。今期の想定為替レートは1ドル=132円と、従来予想の130円から円安方向に見直した。中国の販売台数減少などを受け、世界販売台数は従来予想の400万台から370万台に引き下げたが、円安などが補う格好となる。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(35520.12、+82.05)
・VIX指数は低下(13.19、-0.67)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・日産自<7201>ルノーと対等出資で最終合意、EV新会社に930億円
・NOK<7240>エストーを子会社化、EV向け拡充
・メニコン<7780>富士コンタクトを来春に吸収合併
・日産自<7201>EV新会社に出資、地域ニーズ応じ戦略推進
・ニチコン<6996>EV製品を海外展開、充電規格を注視、戦略練る
・パナHD<6752>グループ会社、エネ密度向上電池量産で英社と契約、負極材材料調達
・スター精密<7718>自動旋盤の加工時間見積もりソフト、作成時間7割削減
・三益半導<8155>群馬・高崎市にシリコンウエハー専用新工場、770億円投入
・三菱電機<6503>電力システムの海外売上高5割に、欧米で関連企業買収
・指月電<6994>電動車コンデンサー増産、100億円投じ新工場
・北海道電力<9509>北海道コカ・コーラボトリングに太陽光電力、年700トンのCO2削減
・三菱ケミG<4188>医療関連拡充、機器材料・プロセス幅広く
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(28日まで)
<海外>
・10:30 中・6月工業利益(5月:前年比-12.6%) <ST>
■ハイテクの一角が重荷となる可能性
■日産自、24/3上方修正 営業利益5500億円←5200億円
■前場の注目材料:ニチコン、EV製品を海外展開、充電規格を注視、戦略練る
■ハイテクの一角が重荷となる可能性
27日の日本株市場は、こう着感が強まりそうだ。26日の米国市場はNYダウが82ドル高、ナスダックは17ポイント安だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え警戒感から売り先行で始まった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで予想通り0.25%の利上げ再開を決定した。パウエル議長が今後の政策をデータ次第で会合ごとに決定していく方針を示すと、利上げペースが鈍化するとの見方から買い戻しの流れとなり、NYダウはプラスに転じた。一方でハイテク株の一角が弱い値動きとなり、ナスダックは下げを埋められず、3日ぶりに反落。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比70円安の32530円。円相場は1ドル140円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢で始まることになりそうだ。取引終了後に四半期決算を発表したメタ・プラットフォームズは1株利益が予想を上回り、時間外取引で買われていることは材料視されそうだ。ただし、ハイテク株の一角が弱い値動きだったことからSOX指数は下落しており、インパクトは限られそうである。
FOMCは予想通りの内容で通過したことから、買い戻しの動きは意識されやすい面はある。一方で、日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなることから、引き続き積極的な売買は手控えられやすいところだろう。日経平均は足もとで25日線に上値を抑えられる状況が続いているが、下値の堅さは意識されるものの、同線を明確に上放れてくるまでは、リバウンド機運は高まらないと考えられる。
また、決算発表が本格化するなか、アドバンテスト<6857>の第1四半期業績はコンセンサスを下回った。直近では決算への警戒から弱い値動きを見せていたが、支持線として意識されている25日線を割り込んでくるようだと、持ち高調整の売りが強まりやすいだろう。指数インパクトが大きいこともあり、センチメント悪化へもつながる可能性があるため、まずは決算反応を見極めたい。なお、アドバンテストは生成AI関連では高性能メモリー向けの投資が下期にかけて大きくなるとしており、底堅さがみられてくることが期待されよう。そのほかは、上方修正を発表した日産自<7201>に関心が集まりやすいほか、直近IPO銘柄などでの短期的な売買に向かわせそうだ。
■日産自、24/3上方修正 営業利益5500億円←5200億円
日産自<7201>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は12兆4000億円から12兆6000億円、営業利益を5200億円から5500億円に上方修正した。コンセンサス(5200億円程度)を上回る。今期の想定為替レートは1ドル=132円と、従来予想の130円から円安方向に見直した。中国の販売台数減少などを受け、世界販売台数は従来予想の400万台から370万台に引き下げたが、円安などが補う格好となる。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(35520.12、+82.05)
・VIX指数は低下(13.19、-0.67)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・日産自<7201>ルノーと対等出資で最終合意、EV新会社に930億円
・NOK<7240>エストーを子会社化、EV向け拡充
・メニコン<7780>富士コンタクトを来春に吸収合併
・日産自<7201>EV新会社に出資、地域ニーズ応じ戦略推進
・ニチコン<6996>EV製品を海外展開、充電規格を注視、戦略練る
・パナHD<6752>グループ会社、エネ密度向上電池量産で英社と契約、負極材材料調達
・スター精密<7718>自動旋盤の加工時間見積もりソフト、作成時間7割削減
・三益半導<8155>群馬・高崎市にシリコンウエハー専用新工場、770億円投入
・三菱電機<6503>電力システムの海外売上高5割に、欧米で関連企業買収
・指月電<6994>電動車コンデンサー増産、100億円投じ新工場
・北海道電力<9509>北海道コカ・コーラボトリングに太陽光電力、年700トンのCO2削減
・三菱ケミG<4188>医療関連拡充、機器材料・プロセス幅広く
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(28日まで)
<海外>
・10:30 中・6月工業利益(5月:前年比-12.6%) <ST>
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