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島津製作所のニュース
9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:節目の27500円に接近でリバウンド機運は高まりやすい
■日産自、22/3上方修正 営業利益2100億円←1800億円、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:TDK、センサー3割増産、100億円投じ長野に設備
■節目の27500円に接近でリバウンド機運は高まりやすい
9日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。8日の米国市場はNYダウが371ドル高だった。企業決算を好感した買いが先行したほか、新型コロナ変異株「オミクロン」はピークをつけた可能性などから春に向けて経済活動の再開が一段と進むとの期待に、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では半導体・同製造装置、ヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、エネルギーが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の27395円。円相場は1ドル115円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国ではバイオ薬のアムジェンが大幅高でNYダウをけん引する格好となったが、米長期金利が上昇するなかにおいてもハイテク株が買い直されていることは、指数インパクトの大きい値がさ株の反発に繋がりそうだ。また、ソフトバンクG<9984>は決算を受けてPTSでは弱い動きを見せていたものの、ADR市場では小じっかりだったこともあり、指数の下支えとなる可能性も期待されるところ。
ただし、1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることから積極的に上値を買う動きは限られると見られ、売り方のポジション調整に伴う動きが中心になりそうだ。とはいえ、足元で日経平均の27000円水準での底堅さが目立つ一方で、節目の27500円に接近してくることにより、リバウンド機運は高まりやすく、押し目買い意欲は強そうだ。マーケットが落ち着きを見せてくるようだと、良好な決算ながらも売り込まれていた銘柄などへは見直す動きも意識されよう。
また、調整が続くマザーズなど新興市場の中小型株についても、米ハイテク株の上昇が支援材料になる可能性もあり、調整トレンドは脱せないとしても自律反発の動きは意識されそうだ。もっとも、足元でNT倍率は低下傾向にあるため、基本的にはグロースからバリューへのシフトの可能性が高いほか、3月期末を見越した配当志向の物色も引き続き強まりやすいこともバリューに向わせやすいだろう。
■日産自、22/3上方修正 営業利益2100億円←1800億円、コンセンサス上回る
日産自<7201>が発表した第3四半期業績は営業損益が1912.87億円(前年同期は1316.31億円の赤字)の黒字に転換した。あわせて2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は1800億円から2100億円に上方修正した。コンセンサス(2020億円程度)を上回る。北米市場で自動車販売が好調に推移し、販売奨励金が減少。仏ルノーなどからの持ち分法投資利益も寄与する。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(27284.52、+35.65)
・NYダウは上昇(35462.78、+371.65)
・ナスダック総合指数は上昇(14194.46、+178.79)
・シカゴ日経先物は上昇(27395、大阪比+115)
・1ドル115.50-60円
・SOX指数は上昇(3535.13、+82.79)
・VIX指数は低下(21.44、-1.42)
・米国景気の拡大
・海外のコロナ感染沈静化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・TDK<6762>センサー3割増産、100億円投じ長野に設備
・三菱重<7011>グリーン水素製造の中核機器、米に40台導入
・ソフトバンクG<9984>米エヌビディアへの英アーム売却断念
・日産自<7201>“脱エンジン”へ、欧向け開発終了
・島津製<7701>塩野義と下水のウイルスモニタリングで新会社
・双日<2768>eスポーツ参入、新会社設立、プロチーム組成も視野
・双日<2768>フィリピンでオフィスビル開発参画
・伊藤忠<8001>産機2子会社統合、脱炭素・自動化対応で連携
・日本製紙<3863>欧社と協業、液体紙容器を共同開発
・KHネオケム<4189>新中計、投資倍増、千葉で冷凍機油原料増産
・三井化学<4183>メルトブローン不織布増産、子会社工場のライン増設
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 1月マネーストックM3(前年比予想:+3.3%、12月:+3.4%)
・10:30 中村日銀審議委員あいさつ
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:節目の27500円に接近でリバウンド機運は高まりやすい
■日産自、22/3上方修正 営業利益2100億円←1800億円、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:TDK、センサー3割増産、100億円投じ長野に設備
■節目の27500円に接近でリバウンド機運は高まりやすい
9日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。8日の米国市場はNYダウが371ドル高だった。企業決算を好感した買いが先行したほか、新型コロナ変異株「オミクロン」はピークをつけた可能性などから春に向けて経済活動の再開が一段と進むとの期待に、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では半導体・同製造装置、ヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、エネルギーが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の27395円。円相場は1ドル115円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国ではバイオ薬のアムジェンが大幅高でNYダウをけん引する格好となったが、米長期金利が上昇するなかにおいてもハイテク株が買い直されていることは、指数インパクトの大きい値がさ株の反発に繋がりそうだ。また、ソフトバンクG<9984>は決算を受けてPTSでは弱い動きを見せていたものの、ADR市場では小じっかりだったこともあり、指数の下支えとなる可能性も期待されるところ。
ただし、1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることから積極的に上値を買う動きは限られると見られ、売り方のポジション調整に伴う動きが中心になりそうだ。とはいえ、足元で日経平均の27000円水準での底堅さが目立つ一方で、節目の27500円に接近してくることにより、リバウンド機運は高まりやすく、押し目買い意欲は強そうだ。マーケットが落ち着きを見せてくるようだと、良好な決算ながらも売り込まれていた銘柄などへは見直す動きも意識されよう。
また、調整が続くマザーズなど新興市場の中小型株についても、米ハイテク株の上昇が支援材料になる可能性もあり、調整トレンドは脱せないとしても自律反発の動きは意識されそうだ。もっとも、足元でNT倍率は低下傾向にあるため、基本的にはグロースからバリューへのシフトの可能性が高いほか、3月期末を見越した配当志向の物色も引き続き強まりやすいこともバリューに向わせやすいだろう。
■日産自、22/3上方修正 営業利益2100億円←1800億円、コンセンサス上回る
日産自<7201>が発表した第3四半期業績は営業損益が1912.87億円(前年同期は1316.31億円の赤字)の黒字に転換した。あわせて2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は1800億円から2100億円に上方修正した。コンセンサス(2020億円程度)を上回る。北米市場で自動車販売が好調に推移し、販売奨励金が減少。仏ルノーなどからの持ち分法投資利益も寄与する。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(27284.52、+35.65)
・NYダウは上昇(35462.78、+371.65)
・ナスダック総合指数は上昇(14194.46、+178.79)
・シカゴ日経先物は上昇(27395、大阪比+115)
・1ドル115.50-60円
・SOX指数は上昇(3535.13、+82.79)
・VIX指数は低下(21.44、-1.42)
・米国景気の拡大
・海外のコロナ感染沈静化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・TDK<6762>センサー3割増産、100億円投じ長野に設備
・三菱重<7011>グリーン水素製造の中核機器、米に40台導入
・ソフトバンクG<9984>米エヌビディアへの英アーム売却断念
・日産自<7201>“脱エンジン”へ、欧向け開発終了
・島津製<7701>塩野義と下水のウイルスモニタリングで新会社
・双日<2768>eスポーツ参入、新会社設立、プロチーム組成も視野
・双日<2768>フィリピンでオフィスビル開発参画
・伊藤忠<8001>産機2子会社統合、脱炭素・自動化対応で連携
・日本製紙<3863>欧社と協業、液体紙容器を共同開発
・KHネオケム<4189>新中計、投資倍増、千葉で冷凍機油原料増産
・三井化学<4183>メルトブローン不織布増産、子会社工場のライン増設
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 1月マネーストックM3(前年比予想:+3.3%、12月:+3.4%)
・10:30 中村日銀審議委員あいさつ
<海外>
・特になし <ST>
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