640円
エスケイジャパンのニュース
■シーズメン <3083> 381円 (+80円、+26.6%) ストップ高
シーズメン <3083> [JQ]がストップ高。同社は22日、外神田商事(東京都千代田区)との業務提携を通じて、メタバースファッション事業に進出すると発表しており、これが株価を刺激したようだ。仮想現実(VR)をはじめとしたオンライン上の仮想空間・仮想世界(メタバース)で、プレーヤーの分身となって行動するキャラクター達「アバター」は、現実のファッションとは大きく異なる独自のファッション文化を構築しており、外神田商事は19年からアバターを製作する3Dモデラ―の支援事業を手掛けている。同社は今回の業務提携による新事業として、メタバースファッション専門アパレルブランド「ポリゴンテーラーファブリック(POLYGON TAILOR FABRIC)」を新設。第1弾商品として人気アバター「レイニィ」の衣料品を11月に発売し、22年初頭には第2弾商品として人気アバター「メリノ」の衣料品を発売するとしている。
■SKジャパン <7608> 546円 (+80円、+17.2%) ストップ高
エスケイジャパン <7608> がストップ高。同社は22日取引終了後、ラウンドワン <4680> がSKジャパンを持ち分法適用会社化すると発表。ラウンドワンは3日ぶりに反発。SKジャパンの主要株主である久保泰子氏及び久保千晶氏が保有する株式の一部を市場外の相対取引によりラウンドワンへ譲渡する。11月25日に合計268万8462株を約12億5000万円で譲渡し、ラウンドワンは発行済み株式の32.83%を保有する筆頭株主となる。ラウンドワンでは一部店舗においてクレーンゲーム機を大幅に増台するアミューズメントエリアの「ギガクレーンパーク」への改装を進めており、魅力的な景品の安定的な供給確保を目的に、キャラクターエンターテイメント事業などを展開するSKジャパンの株式を取得するとしている。
■東京製鉄 <5423> 1,302円 (+179円、+15.9%)
東証1部の上昇率2位。東京製鐵 <5423> は急伸。22日の取引終了後、22年3月期の単独業績予想について、売上高を2440億円から2740億円(前期比93.7%増)へ、営業利益を220億円から310億円(同7.8倍)へ、純利益を190億円から280億円(同4.8倍)へ上方修正した。海外の鋼材需給の引き締まりが継続するほか、国内も大型建築物件の出件があるなど、鋼材需要の堅調推移が期待される状況にあることが要因。同社は今年7月に続き、今回は2度目の上方修正となる。また、業績予想の修正に伴い中間・期末各8円の年16円を予定していた配当予想を中間10円・期末15円の年25円に引き上げると発表。前期実績に対しては9円の増配となる予定だ。なお、同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高1161億1100万円(前年同期比72.4%増)、営業利益110億1400万円(同3.4倍)、純利益104億2800万円(同3.1倍)だった。
■中外薬 <4519> 4,246円 (+405円、+10.5%)
東証1部の上昇率3位。中外製薬 <4519> が全体相場に逆行し4日ぶりに急反騰、株価は前週末に3827円まで売り込まれ年初来安値を更新したが、25日は満を持して大きく切り返してきた。同社が前週末22日取引終了後に発表した21年12月期第3四半期(21年1-9月期)の決算は営業利益が前年同期比24%増の2828億3500万円と大幅に伸長し、特に直近四半期である7-9月期は41%増益という高変化率だった。新型コロナウイルスの治療薬が収益に貢献する形で、足もとでは会社側想定を上回る業績の伸びを示している。これを受けて21年12月期業績予想も従来予想を上方修正、営業利益は3200億円から4000億円(前期は3012億3000万円)に大幅増額している。これを好感する買いが集中した。
■フェローテク <6890> 3,680円 (+350円、+10.5%)
フェローテックホールディングス <6890> [JQ]が全般下げ相場に逆行して大幅続伸、5日移動平均線を上放れつつある。半導体製造装置向け部品を提供するが、半導体設備で必須となる真空シールが絶好調に推移、世界シェア約6割という圧倒的シェアで、今後も台湾の受託製造大手TSMC
■板硝子 <5202> 658円 (+22円、+3.5%)
日本板硝子 <5202> が大幅3日続伸。同社は25日、英国のコーダ・デザイン社(ゲーツヘッド市)と共同で、各種電子機器にワイヤレスで送電するガラスアプリケーションを製作したと発表。このアプリケーションは、日本板硝子の透明導電膜付きガラスとコーダ社のワイヤレスパワー技術を組み合わせることにより、ワイヤーの役割を果たすガラスの透明導電膜を通じて、ワイヤレスで電気やデータをあらゆる電子機器に送ることができる。複数の透明導電付きガラスで中間膜を挟み込んで正(プラス)と負(マイナス)の電荷に分かれた2つの電流層を作り、外部からの電流を流す。ガラスの表面にその2層をつなぐタップ(接続点)を配置することにより、タップに置かれた電子機器に電気を供給できるとしている。
■日本製鉄 <5401> 2,007円 (+66.5円、+3.4%)
日本製鉄 <5401> 、神戸製鋼所 <5406> 、ジェイ エフ イー ホールディングス <5411> など大手をはじめ鉄鋼株が軒並み高に買われた。業種別値上がり率は断トツ。前週末の米国株市場では景気回復期待を背景に景気敏感株が買われ、NYダウは過去最高値を更新した。新型コロナウイルスの感染状況は世界的に見れば楽観はできないものの、ワクチン普及や経口薬開発期待などから、“ウィズコロナ”の環境でも経済活動の正常化に向けた動きに変化はない。加えて、米バイデン政権などが打ち出す巨額のインフラ投資政策などを背景に鉄鋼需要は今後高まることが予想され、市況高に連動した製品値上げの動きもポジティブ材料となっている。25日は東京製鐵 <5423> が今期業績予想の上方修正を発表したことも鉄鋼セクター全体の株価刺激材料となった。
■旭ダイヤ <6140> 697円 (+22円、+3.3%)
旭ダイヤモンド工業 <6140> が大幅続伸。売上高の100%をダイヤモンド工具で占める文字通りの専業メーカーで、半導体シリコンウエハー向け研削工具などで受注を伸ばしている。22年3月期はトップラインが2ケタ増収を見込み、営業損益も前期の7億3200万円の赤字から11億9000万円の黒字に急改善が見込まれている。業績回復を背景に株主還元にも余念がなく、今期の年間配当は前期実績の6円から倍増の12円を計画。
■SHIFT <3697> 24,540円 (+770円、+3.2%)
SHIFT <3697> が4日ぶりに反発。水戸証券が22日付で、投資判断「B+」を継続しつつ、目標株価を2万5200円から2万8500円へ引き上げた。同証券によると、22年8月期会社計画は売上高630億円、営業利益57億円で、単体オーガニック成長と、グループ会社のPMI(統合プロセス)による増収分のみを考慮し、M&Aは考慮しない計画。これに対して同証券予想は会社計画並みとするが、重点施策であるM&Aの状況によっては会社計画を超過することも可能と見込む。また、グループ会社とミッション・ビジョン・コアバリューを共有し、PMIを推進することによる高い成長率を実現できている点は事業継承先としての訴求力向上に貢献しているほか、M&Aの環境も良好としており、来23年8月期は売上高860億円、営業利益77億円を見込むとしている。
■東邦鉛 <5707> 3,295円 (+100円、+3.1%)
東邦亜鉛 <5707> が大幅反発。足もとの亜鉛など非鉄市況の上昇に伴う業績拡大への期待が膨らんだ。同社は亜鉛や鉛の製錬大手だが、オーストラリアに亜鉛鉱山などを保有するCBH社を保有するなど鉱山ビジネスをグローバルに展開している。市況上昇などを背景に、8月に今期業績予想を増額修正したが、亜鉛の今期想定価格はLMEベースで1トン当たり2679ドルに対して、足もとでは3400ドル前後で推移しており、業績の再増額修正に向けた期待も膨らんでいる。
■山陰合銀 <8381> 577円 (+16円、+2.9%)
山陰合同銀行 <8381> が3日続伸。前週末22日の取引終了後、22年3月期上期(4-9月)業績予想について、経常収益を441億円から461億円(前年同期比7.1%増)、純利益を60億円から83億円(同56.4%増)へ引き上げており、これを好感した買いが入ったようだ。主に与信費用が当初予想を下回る見込みとなったことが要因。なお、通期の業績予想について会社側では、今後の経済情勢や市場動向などを検討の上、11月の第2四半期決算発表時に公表する予定としている。
■立花エレ <8159> 1,560円 (+36円、+2.4%)
立花エレテック <8159> が反発。25日午前11時30分ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1750億円から1830億円(前期比13.4%増)へ、営業利益を46億円から52億5000万円(同30.2%増)へ、純利益を33億円から40億円(同15.7%増)へ上方修正し、あわせて20円を予定していた期末配当予想を28円に引き上げたことが好感された。上期において、半導体製造装置や物流、空調機器などの分野を中心に好調に推移し、国内・海外ともに、従来計画を上回ったことが要因としている。なお、年間配当は58円(前期37円)となる予定だ。
■MSOL <7033> 3,435円 (+75円、+2.2%)
マネジメントソリューションズ <7033> が4日ぶりに反発。25日、プロジェクト可視化機能などを搭載したプロジェクトマネジメントツール「PROEVER」の新機能としてスキル診断(プロファイル)をリリースしたと発表。新機能は、プロジェクトを動かす「組織」と「人」に焦点を当て、各メンバーが質問に回答するだけでマネジメントのスキルレベルや7種類のマネジメントタイプ、プロジェクトに対するストレスレベルを簡単に把握する機能。これにより、メンバーの回答を作業量、コミュニケーション、ストレスの観点で集計し、管理指標だけでは可視化できないプロジェクト状況を把握するとしている。
■ソニーG <6758> 13,065円 (+250円、+2.0%)
ソニーグループ <6758> は全般軟調地合いのなか強さを発揮し続伸。前週末の米国株市場でハイテク株比率が高いナスダック総合指数が安かったこともあって、25日はハイテク主力株には向かい風の強い地合いとなったが、同社株には国内外の機関投資家とみられる根強い買いが観測された。今週28日に22年3月期上期の決算発表を控えており、好決算を先取りする動きとみられる。会社側では22年3月期通期の営業利益を9800億円と見込んでいる。今期から国際会計基準に移行するため前期との比較はできないものの前期に続き好調な業績を維持する見通しにあるが、市場では一段の上振れ余地を指摘する声が強い。また、既に台湾の半導体受託生産最大手のTSMC
■伊藤忠食 <2692> 5,180円 (+70円、+1.4%)
伊藤忠食品 <2692> が小幅続伸。前週末22日の取引終了後、集計中の22年3月期第2四半期累計(4-9月)連結業績について、営業利益が19億円から26億3000万円(前年同期比38.3%増)へ、純利益が18億円から23億4000万円(同28.6%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響が想定以上に長引いたことによる外食・業務用関連の不振が響き、売上高は3200億円から3070億円(同9.4%減)へ下振れた。ただ、営業活動が制限されたことによるコストの減少や、一部不採算取引の改善などが利益を押し上げたという。
■イーレックス <9517> 2,631円 (+34円、+1.3%)
イーレックス <9517> が続伸。国の中長期的なエネルギー政策の方向性を示す「第6次エネルギー基本計画」が22日に閣議決定されたことで、同社への関心が改めて高まったもよう。また、同社は22日、安藤・間 <1719> 、四国電力 <9507> 、東京ガス <9531> 子会社のプロミネットパワー、新光電装(香川県丸亀市)、坂出郵船組(香川県坂出市)と、香川県坂出市で木質バイオマス発電事業を共同で実施すると発表したことも材料視されたようだ。この事業は、香川県坂出市林田町の港湾地区約4万4000平方メートルの敷地に、国内最大級となる出力約7万5000キロワットのバイオマス発電所を建設し、海外から輸入する木質ペレットを燃料として発電するもの。同発電所は22年11月に着工し、25年6月に営業運転を開始する予定で、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)を利用して、発電する電気の全量を四国電力に売電するという。
■三浦工 <6005> 4,355円 (+50円、+1.2%)
三浦工業 <6005> が続伸。25日の午前中、グループ会社のアイナックス稲本と、リネンサプライ工場内の節水と省エネに大きく貢献する「洗濯水リサイクルユニット」を共同開発したと発表。従来のリネンサプライ工場での省エネの取り組みは、熱交換器やフラッシュ蒸気発生装置など「熱(蒸気)」の削減を目的としたものが主流だったが、同製品は「水と熱(蒸気)」を同時に削減するのが特徴。1日1台あたり100立方メートル近い水が消費される連続式洗濯機から排出される温排水を再利用することで、節水とCO2削減を実現したという。なお、11月にアイナックス稲本が販売を開始するとしている。
※25日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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