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「5G」関連が3位、スーパーサイクルに乗る「iPhone12」<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 デジタルトランスフォーメーション
2 再生可能エネルギー
3 5G
4 サイバーセキュリティ
5 2020年のIPO
6 遠隔医療
7 量子コンピューター
8 オンライン診療
9 中国関連
10 脱ハンコ
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「5G」が3位となっている。
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に経済活動や企業業績への影響が懸念されているが、そのなかテレワークの導入加速やクラウドサービスの活用などデジタルシフトが世界的に進むことが見込まれている。
デジタル化加速をインフラ面から支える次世代通信規格「5G」の商用化サービスもグローバル規模で広がりをみせており、関連銘柄に再びスポットライトが当たりそうだ。5Gは通信速度が最大20Gbpsと4Gの100倍以上、更にIoT環境で求められる多端末同時接続では1平方キロメートル当たり100万台、加えて1ミリ秒という圧倒的な低遅延性などが特長だ。総務省試算によると、2025年までに5Gは全世界で11億回線に達し、世界の総人口の34%をカバーするとみられている。
株式市場でも5Gは常に人気テーマの筆頭格で注目度が高い。特に今月は13日に米アップルがオンラインで開催した発表会に耳目が集まった。アップルは韓国サムスン電子などに1年以上の後れをとったが、満を持して5G対応の新機種「iPhone12」を発表した。5G普及期に同社はiPhoneの買い替え需要が一気に盛り上がる「スーパーサイクル」に突入するとの読みを働かせており、その意気込みも並々ならぬものがある。
これを契機にアップル向け有力サプライヤーである日本の電子部品メーカーも注目され、村田製作所<6981.T>などはこの2週間で一気に株価水準を切り上げ20年半ぶりの高値圏に浮上したことは周知の通りだ。
直近、英国政府が5Gのインフラ整備でNEC<6701.T>と協業することを発表したことも注目される材料だ。安全保障面から中国ファーウェイ製品排除の動きが、日本の大手通信メーカーに代替特需をもたらしている。この流れは計測器やデバイスなど5G関連で商機を捉える国内メーカーにも恩恵をもたらす可能性が高い。
村田製作所をはじめとする大手電子部品メーカーや通信計測器のアンリツ<6754.T>、アルチザネットワークス<6778.T>などがマークされるほか、NECとの取引実績豊富なアイレックス<6944.T>、光通信用部品を手掛けるsantec<6777.T>、通信機器関連主力のソフト開発企業であるサイバーコム<3852.T>、アンテナメーカーでは日本アンテナ<6930.T>や原田工業<6904.T>なども候補に挙げられる。FPGAに強みを持つ半導体商社で5G関連の通信機器分野にも積極的にアプローチしているPALTEK<7587.T>なども注目される。
出所:MINKABU PRESS
1 デジタルトランスフォーメーション
2 再生可能エネルギー
3 5G
4 サイバーセキュリティ
5 2020年のIPO
6 遠隔医療
7 量子コンピューター
8 オンライン診療
9 中国関連
10 脱ハンコ
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「5G」が3位となっている。
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に経済活動や企業業績への影響が懸念されているが、そのなかテレワークの導入加速やクラウドサービスの活用などデジタルシフトが世界的に進むことが見込まれている。
デジタル化加速をインフラ面から支える次世代通信規格「5G」の商用化サービスもグローバル規模で広がりをみせており、関連銘柄に再びスポットライトが当たりそうだ。5Gは通信速度が最大20Gbpsと4Gの100倍以上、更にIoT環境で求められる多端末同時接続では1平方キロメートル当たり100万台、加えて1ミリ秒という圧倒的な低遅延性などが特長だ。総務省試算によると、2025年までに5Gは全世界で11億回線に達し、世界の総人口の34%をカバーするとみられている。
株式市場でも5Gは常に人気テーマの筆頭格で注目度が高い。特に今月は13日に米アップルがオンラインで開催した発表会に耳目が集まった。アップルは韓国サムスン電子などに1年以上の後れをとったが、満を持して5G対応の新機種「iPhone12」を発表した。5G普及期に同社はiPhoneの買い替え需要が一気に盛り上がる「スーパーサイクル」に突入するとの読みを働かせており、その意気込みも並々ならぬものがある。
これを契機にアップル向け有力サプライヤーである日本の電子部品メーカーも注目され、村田製作所<6981.T>などはこの2週間で一気に株価水準を切り上げ20年半ぶりの高値圏に浮上したことは周知の通りだ。
直近、英国政府が5Gのインフラ整備でNEC<6701.T>と協業することを発表したことも注目される材料だ。安全保障面から中国ファーウェイ製品排除の動きが、日本の大手通信メーカーに代替特需をもたらしている。この流れは計測器やデバイスなど5G関連で商機を捉える国内メーカーにも恩恵をもたらす可能性が高い。
村田製作所をはじめとする大手電子部品メーカーや通信計測器のアンリツ<6754.T>、アルチザネットワークス<6778.T>などがマークされるほか、NECとの取引実績豊富なアイレックス<6944.T>、光通信用部品を手掛けるsantec<6777.T>、通信機器関連主力のソフト開発企業であるサイバーコム<3852.T>、アンテナメーカーでは日本アンテナ<6930.T>や原田工業<6904.T>なども候補に挙げられる。FPGAに強みを持つ半導体商社で5G関連の通信機器分野にも積極的にアプローチしているPALTEK<7587.T>なども注目される。
出所:MINKABU PRESS
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