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<注目銘柄>=サイゼリヤ、店舗オペレーション効率化が業績に貢献
サイゼリヤ<7581.T>は4月10日に年初来高値6170円をつけたあと短期的な調整局面にあるが、押し目は拾い場と考えたい。
4月10日に第2四半期累計(23年9月~24年2月)連結決算を発表し、営業利益は59億3400万円(前年同期比6.6倍)となった。既存店売上高が国内、海外ともに順調に推移。国内外のサイゼリヤにおける店舗オペレーションの効率化で販管費の上昇率が抑えられたことも寄与した。
もっとも、従来予想の営業利益61億円を下回って着地。また、好決算期待から、株価は4月に入って急上昇していたこともあり、業績発表を受けて急落した。
ただ、国内ではコストパフォーマンスを求める消費行動などを背景に客数・客単価の両面が好調に推移しており、店舗オペレーションの効率化も継続。海外ではアジアにおける積極的な出店効果も期待できる。資源価格の高騰と円安による食材価格やエネルギー価格の上昇の影響を受けるものの、会社計画の24年8月期営業利益131億円(前期比81.4%増)は達成可能だろう。
続く25年8月期については、調査機関によっては営業利益160億円を見込むところもある。増益継続見通しを背景に、株価は高値更新から更なる上値を目指す展開が期待できそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
4月10日に第2四半期累計(23年9月~24年2月)連結決算を発表し、営業利益は59億3400万円(前年同期比6.6倍)となった。既存店売上高が国内、海外ともに順調に推移。国内外のサイゼリヤにおける店舗オペレーションの効率化で販管費の上昇率が抑えられたことも寄与した。
もっとも、従来予想の営業利益61億円を下回って着地。また、好決算期待から、株価は4月に入って急上昇していたこともあり、業績発表を受けて急落した。
ただ、国内ではコストパフォーマンスを求める消費行動などを背景に客数・客単価の両面が好調に推移しており、店舗オペレーションの効率化も継続。海外ではアジアにおける積極的な出店効果も期待できる。資源価格の高騰と円安による食材価格やエネルギー価格の上昇の影響を受けるものの、会社計画の24年8月期営業利益131億円(前期比81.4%増)は達成可能だろう。
続く25年8月期については、調査機関によっては営業利益160億円を見込むところもある。増益継続見通しを背景に、株価は高値更新から更なる上値を目指す展開が期待できそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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