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日本ライフラインのニュース

日本ライフラインのニュース一覧

注目銘柄ダイジェスト(前場):アカツキ、ヒューマンHD、日立化成など

配信元:フィスコ
投稿:2018/11/05 12:09


日本ライフL<7575>:1856円(+135円)
急伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は48.6億円で前年同期比横ばい、従来予想の46.2億円をやや上回る着地に。一方、通期予想は従来の112億円から104億円に下方修正、薬剤溶出型冠動脈ステントの厳しい競争環境が続くと予想されることなどが背景。ただ、足元の業績伸び悩みは想定線、ボストン・サイエンティフィック社とCRM関連製品の販売独占契約を締結したこともあり、中期的な収益拡大期待は高まる状況に。


アカツキ<3932>:5160円(+705円)
ストップ高。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は53億円で前年同期比5.0%増益、7-9月期が35.8%増益となり、第1四半期の同34.6%減から一転して増益決算となった。想定以上の収益回復を好感する動きが先行へ。バンナムとの協業タイトル「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」の好調などが寄与したほか、買収会社の貢献も業績を押し上げたようだ。


ヒューマンHD<2415>:2105円(+212円)
大幅に続伸。19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)の営業利益を従来予想の4.40億円から8.69億円(前年同期実績9.78億円)に上方修正している。人材関連事業で需要が好調だったことに加え、介護事業でも適正な人員配置によるサービスの最適化など各種施策が順調に進んだ。通期予想(前期比0.9%減の18.78億円)は据え置いた。進捗率は46.3%にとどまっているが、第2四半期の修正幅が大きかったことが好感されている。


NTTデータ<9613>:1375円(-104円)
大幅反落。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は309億円で前年同期比3%増益、不採算案件が想定以上に発生したことで、市場の期待値はやや下回ったとみられる。また、受注高は同7%増の4163億円となったが、注目される北米受注は879億円で同14%減にとどまっており、収益貢献の遅れと捉えられているようだ。市場コンセンサスの切り下がりがみられている。


日立化成<4217>:1734円(-152円)
急反落。品質検査の不正が新たに28製品発覚したと発表、これまで伝わっていた鉛蓄電池や封止材以外にも、対象製品はダイボンディング材やCMPスラリーなど多岐にわたることが明らかとなっている。同社の信頼性低下や今後の決算コスト増などがあらためて警戒される動きになっているようだ。野村證券では、品質チェック体制が的確に機能していないことが明らかとなり、買い推奨の持続は難しくなったとして、投資判断を格下げしている。


SUBARU<7270>:2908円(-140円)
大幅続落。今通期営業利益が前期比3割減の2500億円程度になりそうだとの観測報道が伝わっており、マイナス材料とされる格好に。従来予想を約500億円下回る水準である。数百億円にのぼるリコール費用が重荷となり、為替の円安効果では補えない見通しのもよう。なお、本日決算発表を予定しているが、完成検査問題で追加報告があることから、発表時間は引け後に変更している。


ファーストリテ<9983>:57740円(-2790円)
大幅反落。先週末に10月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比10.0%減で3カ月ぶりのマイナスに転じている。客数が同5.5%減となったほか、客単価も同4.7%低下した。気温が高く推移したことで、秋冬の実需商品の需要が低調だったもよう。ユナイテッドアローズ<7606>アダストリア<2685>がプラス基調を継続する中、相対比較においてもネガティブに捉えられる形に。


メタップス<6172>:2268円(+142円)
大幅に続伸。連結子会社のpring(東京都港区)が増資で持分法適用関連会社へ異動することに伴い、株式評価益をその他の収益として計上する見込みになったと発表している。19年12月期第1四半期にpring株の支配喪失に伴う保有株式の評価益をその他の収益として約17億円を計上する。pringは、お金コミュニケーションアプリを開発・運営しており、日本瓦斯<8174>伊藤忠商事<8001>などを割当先に第三者割当増資を実施する。


ピクセルCZ<2743>:341円(+7円)
3日続伸。子会社が開発したカジノゲーミングマシン「RGX-1000シリーズ」モデルのゲームタイトル「GOD of THE SEA」「FORTUNE MONKEY」などについて、AFT(カジノ施設の会計システム)に対応するシステムが機械規則認定機関から基準適合の通知を受けたと発表している。各ゲームタイトルは、中国のマカオ特別行政区の監理部門へのレギュレーション申請を進めており、承認後にマカオのカジノ施設への設置・販売する。

<ST>
配信元: フィスコ
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