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*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株などグロース銘柄に資金が向かいやすい~
15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株などグロース銘柄に資金が向かいやすい
■三菱UFJ、2Q経常利益 116.5%増 1兆2799億円、自社株買い発表
■前場の注目材料:りそなHD、デジタルに300億円投資、事業創出・システム改修
■ハイテク株などグロース銘柄に資金が向かいやすい
15日の日本株市場は、ギャップスタートから節目の33000円突破となろう。14日の米国市場はNYダウが489ドル高、ナスダックは326ポイント高だった。10月の消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため、米長期金利が大幅に低下したことが好感された。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了観測や来年の利下げへの思惑が一段と強まり、終盤にかけて上げ幅を広げた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比500円高の33210円。円相場は1ドル150円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートで始まることになりそうだ。昨日の日経平均は続伸とはなったが、米CPIの結果を見極めたいとして、こう着感の強い相場展開だった。また、節目の33000円接近で戻り待ちの売りも意識されやすいところであった。ただし、CPIが予想を下回ったことから米長期金利が低下するなか、日経225先物はナイトセッションで一時33250円まで買われる場面が見られており、日経平均は一気に節目の33000円突破が見込まれる。
節目の33000円回復でいったんは達成感も意識されやすく、次第にこう着感が強まる可能性はあるものの、33000円水準での底堅さがみられてくるようだと、9月高値の33634円が射程に入ってくるだろう。また、短期的には過熱感が警戒される局面においては利食いを急ぐ動きなどもみられそうだ。ただし、米国の利上げ観測は後退し、利下げへの思惑が高まるなか、円相場は1ドル=150円台と円高に振れてきた。ハイテク株などグロース銘柄に資金が向かいやすいなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均をけん引する格好になろう。
また、グロース250指数は調整を見せているが、25日線水準からの反発が期待されそうである。相対的に出遅れている中小型株の一角には、修正リバウンドを狙った資金が入りやすいと考えられる。そのほか、決算に絡んだところでは、出光興産<5019>、マツキヨココ<3088>、ワタミ<7522>、フォスター電<6794>、フリュー<6238>、ギフティ<4449>、東プレ<5975>、INFORICH<9338>、オプティマス<9268>などの動向が注目されそうだ。
■三菱UFJ、2Q経常利益 116.5%増 1兆2799億円、自社株買い発表
三菱UFJ<8306>が発表した2024年3月期第2四半期業績は、経常収益が前年同期比31.3%増の5兆6656.63億円、経常利益は同116.5%増の1兆2799.07億円だった。あわせて4000億円、自己株式を除く発行済み株式総数の3.31%にあたる4億株を上限とする自社株買いを発表した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(32695.93、+110.82)
・NYダウは上昇(34827.70、+489.83)
・ナスダック総合指数は上昇(14094.38、+326.64)
・シカゴ日経先物は上昇(33210、大阪比+500)
・SOX指数は上昇(3685.57、+128.83)
・VIX指数は低下(14.16、-0.60)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・りそなHD<8308>デジタルに300億円投資、事業創出・システム改修
・冨士ダイス<6167>ガラスレンズ用金型材を開発、生産効率20%向上
・タキロンCI<4215>南米のフィルム撤退、北米に資源集中
・日本製鉄<5401>カナダ社に2000億円出資、優良原料炭を確保
・丸紅<8002>ベトナム食品流通に出資、機能性素材を開発
・山善<8051>協働ロボ利用の物流自動化、ビックカメラなどと実証開始
・ソディック<6143>石川に新棟、製麺機など供給能力拡大
・三菱重<7011>英のCO2回収計画に技術提供
・栗本鐵工所<5602>リサイクルプラント事業の三協機械を買収
・富士通<6702>計算処理を即時切り替える技術開発、GPU不足に対応
・NEC<6701>米社とSIパートナー契約、数理最適化ソルバー、ソリュに組み込み
・日本酸素HD<4091>大陽日酸、台湾に産ガス機器の新工場、生産能力2倍に
・日本製紙<3863>飲料用紙容器を10%超値上げ、来年4月から
・クラボウ<3106>倉敷繊維加工、薬剤処理フィルター増産、半導体向け2倍
・大阪ガス<9532>合成メタン研究強化、新拠点で起工式
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7-9月期GDP1次速報(前期比年率予想:-0.4%、4-6月期:+4.8%)
<海外>
・11:00 中・10月鉱工業生産(前年比予想:+4.5%、9月:+4.5%)
・11:00 中・10月小売売上高(前年比予想:+7.0%、9月:+5.5%) <ST>
■ハイテク株などグロース銘柄に資金が向かいやすい
■三菱UFJ、2Q経常利益 116.5%増 1兆2799億円、自社株買い発表
■前場の注目材料:りそなHD、デジタルに300億円投資、事業創出・システム改修
■ハイテク株などグロース銘柄に資金が向かいやすい
15日の日本株市場は、ギャップスタートから節目の33000円突破となろう。14日の米国市場はNYダウが489ドル高、ナスダックは326ポイント高だった。10月の消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため、米長期金利が大幅に低下したことが好感された。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了観測や来年の利下げへの思惑が一段と強まり、終盤にかけて上げ幅を広げた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比500円高の33210円。円相場は1ドル150円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートで始まることになりそうだ。昨日の日経平均は続伸とはなったが、米CPIの結果を見極めたいとして、こう着感の強い相場展開だった。また、節目の33000円接近で戻り待ちの売りも意識されやすいところであった。ただし、CPIが予想を下回ったことから米長期金利が低下するなか、日経225先物はナイトセッションで一時33250円まで買われる場面が見られており、日経平均は一気に節目の33000円突破が見込まれる。
節目の33000円回復でいったんは達成感も意識されやすく、次第にこう着感が強まる可能性はあるものの、33000円水準での底堅さがみられてくるようだと、9月高値の33634円が射程に入ってくるだろう。また、短期的には過熱感が警戒される局面においては利食いを急ぐ動きなどもみられそうだ。ただし、米国の利上げ観測は後退し、利下げへの思惑が高まるなか、円相場は1ドル=150円台と円高に振れてきた。ハイテク株などグロース銘柄に資金が向かいやすいなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均をけん引する格好になろう。
また、グロース250指数は調整を見せているが、25日線水準からの反発が期待されそうである。相対的に出遅れている中小型株の一角には、修正リバウンドを狙った資金が入りやすいと考えられる。そのほか、決算に絡んだところでは、出光興産<5019>、マツキヨココ<3088>、ワタミ<7522>、フォスター電<6794>、フリュー<6238>、ギフティ<4449>、東プレ<5975>、INFORICH<9338>、オプティマス<9268>などの動向が注目されそうだ。
■三菱UFJ、2Q経常利益 116.5%増 1兆2799億円、自社株買い発表
三菱UFJ<8306>が発表した2024年3月期第2四半期業績は、経常収益が前年同期比31.3%増の5兆6656.63億円、経常利益は同116.5%増の1兆2799.07億円だった。あわせて4000億円、自己株式を除く発行済み株式総数の3.31%にあたる4億株を上限とする自社株買いを発表した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(32695.93、+110.82)
・NYダウは上昇(34827.70、+489.83)
・ナスダック総合指数は上昇(14094.38、+326.64)
・シカゴ日経先物は上昇(33210、大阪比+500)
・SOX指数は上昇(3685.57、+128.83)
・VIX指数は低下(14.16、-0.60)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・りそなHD<8308>デジタルに300億円投資、事業創出・システム改修
・冨士ダイス<6167>ガラスレンズ用金型材を開発、生産効率20%向上
・タキロンCI<4215>南米のフィルム撤退、北米に資源集中
・日本製鉄<5401>カナダ社に2000億円出資、優良原料炭を確保
・丸紅<8002>ベトナム食品流通に出資、機能性素材を開発
・山善<8051>協働ロボ利用の物流自動化、ビックカメラなどと実証開始
・ソディック<6143>石川に新棟、製麺機など供給能力拡大
・三菱重<7011>英のCO2回収計画に技術提供
・栗本鐵工所<5602>リサイクルプラント事業の三協機械を買収
・富士通<6702>計算処理を即時切り替える技術開発、GPU不足に対応
・NEC<6701>米社とSIパートナー契約、数理最適化ソルバー、ソリュに組み込み
・日本酸素HD<4091>大陽日酸、台湾に産ガス機器の新工場、生産能力2倍に
・日本製紙<3863>飲料用紙容器を10%超値上げ、来年4月から
・クラボウ<3106>倉敷繊維加工、薬剤処理フィルター増産、半導体向け2倍
・大阪ガス<9532>合成メタン研究強化、新拠点で起工式
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7-9月期GDP1次速報(前期比年率予想:-0.4%、4-6月期:+4.8%)
<海外>
・11:00 中・10月鉱工業生産(前年比予想:+4.5%、9月:+4.5%)
・11:00 中・10月小売売上高(前年比予想:+7.0%、9月:+5.5%) <ST>
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