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扶桑電通のニュース
21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は22500円を上回っての底堅い相場展開
・ドル・円は上げ渋り、ブレグジットの不透明感も
・値上がり寄与トップはダイキン工業<6367>、同2位はリクルートHD<6098>
■日経平均は22500円を上回っての底堅い相場展開
日経平均は続伸。62.66円高の22555.34円(出来高概算4億2000万株)で前場の取引を終えた。先週末の米国株安については、医薬品のジョンソン&ジョンソンと航空機メーカーのボーイングがNYダウを押し下げた格好であり、これについての影響は限られるとみられていた。しかし、欧州連合(EU)が英国のEU離脱案に合意したものの、10月19日の英議会で同案が先送りされたため、10月末に英国が合意なくEUを離脱する公算が高まったことが不安要因ではあった。ただし、日経平均は小幅に上昇して始まると、その後も22500円を上回っての底堅い相場展開となっている。ただし、祝日を挟んでいることから積極的な参加者は限られ売買代金は7000億円程度にとどまっており、薄商いの中を断続的なインデックス売買による影響が大きいとみられる。
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、証券、建設、パルプ紙、鉄鋼、非鉄金属、その他金融、サービス、不動産がしっかり。半面、海運、繊維、医薬品が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ファミリーマート<8028>、KDDI<9433>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が冴えない。
先週の上昇局面ではファーストリテが指数をけん引する格好となったが、本日はこのリバランスが意識されており、TOPIX優位の相場展開となっている。英国ブレグジット問題が不透明であるほか、祝日を挟むこともあって積極的な参加者は限られているとみられるが、これまでのポジションは大きくロングに傾いていたとは考えづらく、ポジション調整に伴う売りは限られているようである。また、日経平均は年初来高値更新で戻り待ちの売りが警戒される半面、この水準から23000円辺りまでは真空地帯となるため、ショートカバーが意識されやすい水準ともみられる。
その他、為替相場は1ドル108円台半ばと落ち着いた動きをみせており、足元での円安基調が継続している。また、朝方には中国の劉鶴副首相が、米国との貿易協議が前進しており、部分的な合意に向け双方が取り組んでいると述べたとの報道も伝えられており、底堅さが意識されている局面においては、ショートカバーを誘い込みやすい。祝日明け後は米企業の決算に関心が集まりやすいほか、国内の決算発表も本格化してくることもあるため、決算を受けたアク抜け的な動きへの思惑等も押し目買いに向かわせやすいだろう。
■ドル・円は上げ渋り、ブレグジットの不透明感も
21日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。日本株高を背景とした円売りで108円半ばに値を上げたが、ブレグジットの不透明感で上値は抑えられた。
ドル・円は、朝方の取引でポンド・円の下落に連動し、108円前半に下げた。ただ、日経平均株価は前週末比で小高く推移し、日本株高を好感した円売りが先行し108円50銭まで値を上げる場面もあった。
ランチタイムの日経平均先物は小幅高で目先の日本株高継続への期待感から円安方向に振れやすい。一方、ブレグジットの不透明感は払しょくされず、米株式先物のマイナス圏推移でドル買いは入りづらいようだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円29銭から108円51銭、ユーロ・円は120円79銭から121円12銭、ユーロ・ドルは1.1150ドルから1.1164ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・プロパスト<3236>、扶桑電通<7505>など、7銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはダイキン工業<6367>、同2位はリクルートHD<6098>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・9月貿易統計:-1230億円(予想:+540億円、8月:-1435億円)
<国内>
・13:30 8月全産業活動指数(前月比予想:+0.1%、7月:+0.2%)
<海外>
・カナダ総選挙
<HH>
・日経平均は22500円を上回っての底堅い相場展開
・ドル・円は上げ渋り、ブレグジットの不透明感も
・値上がり寄与トップはダイキン工業<6367>、同2位はリクルートHD<6098>
■日経平均は22500円を上回っての底堅い相場展開
日経平均は続伸。62.66円高の22555.34円(出来高概算4億2000万株)で前場の取引を終えた。先週末の米国株安については、医薬品のジョンソン&ジョンソンと航空機メーカーのボーイングがNYダウを押し下げた格好であり、これについての影響は限られるとみられていた。しかし、欧州連合(EU)が英国のEU離脱案に合意したものの、10月19日の英議会で同案が先送りされたため、10月末に英国が合意なくEUを離脱する公算が高まったことが不安要因ではあった。ただし、日経平均は小幅に上昇して始まると、その後も22500円を上回っての底堅い相場展開となっている。ただし、祝日を挟んでいることから積極的な参加者は限られ売買代金は7000億円程度にとどまっており、薄商いの中を断続的なインデックス売買による影響が大きいとみられる。
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、証券、建設、パルプ紙、鉄鋼、非鉄金属、その他金融、サービス、不動産がしっかり。半面、海運、繊維、医薬品が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ファミリーマート<8028>、KDDI<9433>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が冴えない。
先週の上昇局面ではファーストリテが指数をけん引する格好となったが、本日はこのリバランスが意識されており、TOPIX優位の相場展開となっている。英国ブレグジット問題が不透明であるほか、祝日を挟むこともあって積極的な参加者は限られているとみられるが、これまでのポジションは大きくロングに傾いていたとは考えづらく、ポジション調整に伴う売りは限られているようである。また、日経平均は年初来高値更新で戻り待ちの売りが警戒される半面、この水準から23000円辺りまでは真空地帯となるため、ショートカバーが意識されやすい水準ともみられる。
その他、為替相場は1ドル108円台半ばと落ち着いた動きをみせており、足元での円安基調が継続している。また、朝方には中国の劉鶴副首相が、米国との貿易協議が前進しており、部分的な合意に向け双方が取り組んでいると述べたとの報道も伝えられており、底堅さが意識されている局面においては、ショートカバーを誘い込みやすい。祝日明け後は米企業の決算に関心が集まりやすいほか、国内の決算発表も本格化してくることもあるため、決算を受けたアク抜け的な動きへの思惑等も押し目買いに向かわせやすいだろう。
■ドル・円は上げ渋り、ブレグジットの不透明感も
21日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。日本株高を背景とした円売りで108円半ばに値を上げたが、ブレグジットの不透明感で上値は抑えられた。
ドル・円は、朝方の取引でポンド・円の下落に連動し、108円前半に下げた。ただ、日経平均株価は前週末比で小高く推移し、日本株高を好感した円売りが先行し108円50銭まで値を上げる場面もあった。
ランチタイムの日経平均先物は小幅高で目先の日本株高継続への期待感から円安方向に振れやすい。一方、ブレグジットの不透明感は払しょくされず、米株式先物のマイナス圏推移でドル買いは入りづらいようだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円29銭から108円51銭、ユーロ・円は120円79銭から121円12銭、ユーロ・ドルは1.1150ドルから1.1164ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・プロパスト<3236>、扶桑電通<7505>など、7銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはダイキン工業<6367>、同2位はリクルートHD<6098>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・9月貿易統計:-1230億円(予想:+540億円、8月:-1435億円)
<国内>
・13:30 8月全産業活動指数(前月比予想:+0.1%、7月:+0.2%)
<海外>
・カナダ総選挙
<HH>
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